角川文庫<br> エチュード春一番〈第1曲〉小犬のプレリュード

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角川文庫
エチュード春一番〈第1曲〉小犬のプレリュード

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041090244
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

父親のイギリス転勤で家族が日本を離れるのと大学合格のタイミングが重なり、美綾は自宅に一人残ることを選ぶ。がそれでよかったのかどうか、もやもやしていた。そんなある日、家に一匹の小型犬・パピヨンが迷い込んできた。毛並みよく人なつっこい犬に近所の獣医で飼い主を探してみるが見当たらない。仕方なく自宅に連れ帰るが、突然犬が人間の言葉をしゃべりだした。「おぬし気にするな。わしは八百万の神だ」幻覚? 幻聴? 信じられない美綾に古事記に出てくるというその神は、「今後の飼い主におぬしを選んだ」。そして「もう一度人間になること」が本当の目的だという。追い出すわけにもいかず、「モノクロ」と名付け奇妙な共同生活が始まる。大学では小学校で一緒だった有吉智佳や澤谷光秋と再会する。バイク事故で死んだかつての同級生。智佳が持ち出した幼なじみの思い出話は、彼を過去から幽霊の存在にすり替えて蘇られて、思いもよらぬ方向に及んでいく。

内容説明

大学に合格した美綾は、父の転勤に家族が付いていき、自宅に1人で暮らすことに。そこに1匹の小型犬が迷い込んできた。飼い主が見つからないまま世話をしていると突然「わしは八百万の神だ」。幻聴!?と驚く美綾に小犬が、自分は日本古来の神で人間になるために降りてきたと語る。しかも大学では、再会した幼なじみが語る思い出話から幽霊絡みの事件が起きて!?モノクロと名付けた“神様”と美綾の奇妙な共同生活が始まる!

著者等紹介

荻原規子[オギワラノリコ]
東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞JR賞、日本児童文学者協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

坂城 弥生

51
不思議な話だった。幽霊話あり、しゃべるワンコあり…そして、八百万の神は特になんの力もないし。でもシリーズみたいなので、次も読んでみようと思ってる。2021/02/26

神太郎

28
元々は講談社タイガにて出ていたのがKADOKAWAから装いも新たに出ていたので気になり購入。タイガ版よりも雰囲気がつかめる表紙になってる。ただ、女子大学生が八百万の神であるパピヨンに出会いとあらすじは面白そうだけども話は変化が少なく八百万の神たるパピヨンも神通力みたいなものを使うわけでもないのでちょっとありゃー?って感じで読み終わった。まずまずの第一巻。2巻目以降はもう少し話が動くといいな。オカルトめいたものよりも怖いのは人かもしれない。大学時代は確かに人間関係で一度は悩むよね〜。2022/02/26

花火まま

9
神様系好きの私としてはなかなか面白い展開だった。荻原さんの作品の世界観にも久々に浸ることが出来ました。幽霊…。一番怖いのは人間の感情なのかもしれない。最初に出てきたモノトーンの彼、さいごにここで登場するとは…。2024/01/31

赤とんぼ

8
神が憑いた犬を飼う事になった主人公美綾。しゃべる犬、神の話すことが興味深い。神視点からの幽霊談義など、「そう捉えるのか!」と思うことなど多い。設定のわりに淡々と1巻が過ぎてしまったが、次巻からもう少し動きがあるのだろうか?とのことで次へ。2022/08/04

ぱんだ

7
大学生の美綾は、ひょんなことからパピオンを拾う。しかしパピオンは急に話しだし、自分を神だと言う。彼?は人間になる事を目指しているらしく、美綾を通じて人間を知っていこうとしているようで・・。 美綾とモノクロ(パピオン)の会話が絶妙。美綾の大学生活で起きる事件がどこに着地するのかドキドキしました。まだ1冊目なので、これからどうなっていくのか気になる所。2025/05/11

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