出版社内容情報
生命をコントロールすることを夢見る博士が作り出した「恐怖人間」、海辺の町で出会った少年と怪獣の姿を描く「大怪獣ドラゴン」など、人間のエゴや肥大化した欲望が産みだす、恐ろしい怪物たちを描く4篇。
内容説明
生命をコントロールすることに取り憑かれた博士が創り出した怪物―破壊と暴力に満ちた一夜を描く「恐怖人間」。海辺の村で出会った少年と幼い怪獣が友情を育む一方、村人たちの恐れが暴力となって噴出する「大怪獣ドラゴン」。女子中学生が好奇心から、手に負えない危険なものを呼び覚ましてしまう連作短篇「楳図かずおの呪い」他、「恐怖の首なし人間」を収録。人間のエゴや肥大化した欲望が生み出す様々な“怪物”を描く戦慄の1冊。
著者等紹介
楳図かずお[ウメズカズオ]
1936年、和歌山県高野町に生まれ、奈良県五條市で育つ。小学校4年生で漫画を描き始め、高校3年生の時、『別世界』『森の兄妹』をトモブック社から単行本で出版し、デビュー。『へび少女』『猫目小僧』などのヒット作により、“ホラー漫画の神様”と呼ばれる。『漂流教室』ほかで小学館漫画賞受賞。一方、『まことちゃん』でギャグの才能も発揮。作中のギャグ、“グワシ”は社会現象となった。その他、タレント、歌手、映画監督など多数の肩書きを持ち、様々なジャンルで活躍中。2018年、『わたしは真悟』で仏・アングレーム国際漫画祭「遺産賞」受賞。また同年度、文化庁長官表彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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