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角川文庫
ロード・エルメロイ2世の事件簿〈6〉「case.アトラスの契約〈上〉」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041088128
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ついに物語は、《彼女》の故郷に至る。第零幕にして第四幕スタート!

内容説明

「魔眼蒐集列車」での事件が収束するより半年前。グレイの故郷で起きた殺人事件は、未解決のまま現在に至っていた。ライネスから事件直前のあらましを聞いたグレイは、己の過去と向き合うため、再び故郷を訪れる決意を固める。黒い聖母を崇める奇妙な掟で縛られた小さな村に居座る「アトラス院」院長ズェピアにエルメロイ2世が相対したとき、事件は真に変転する。死と生、過去と現在が交錯する第零幕にして第四幕が始まる。

著者等紹介

三田誠[サンダマコト]
ライトノベルの執筆を中心に活躍。多岐にわたり活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

南北

54
グレイの過去にまつわる話。魔術師ではないのに、ロード・エルメロイⅡ世の内弟子になっているのはなぜかが解き明かされそうです。本作はこれまでの経緯を知らないと理解できない点が多いので、これまでの作品を読んでから取り組んだ方ががいいようです。ウェールズの小さな村で起きた殺人事件が今後どう展開されていくのか後半も楽しみです。2020/02/06

スズ

42
己の過去と向き合う為、グレイは師と共に故郷の村に戻る事に。ブラックモアの墓守に選ばれた己の境遇に想いを馳せる中、グレイ達が出会ったのはアトラス院院長のアトラシアで…。三つの魔術協会の一角の頂点であるアトラシアとの邂逅、世界を七度滅ぼすとまで言われるアトラス院の七大兵器の一つの登場、FGOでも未登場な円卓騎士の登場等、こちらのテンションを何度爆上げする気なのかと思うほど、FATEファン垂涎の単語や設定の数々が素晴らしい。偽グレイの死の謎にまつわるエルメロイⅡ世の推理劇も見所満載で非常に満足で、続きが楽しみ。2020/01/25

りんご

25
遂に明かされるグレイの過去。ロード・エルメロイⅡ世とグレイの出会いは断片的に語られてはいたが、改めて「顔を見せないでくれ」のくだりの二人だけが通じ合っている感じが凄くよかった。タブーのある閉鎖的な村という舞台設定はそれだけでもわくわくするものがある。それに加えて、村にいる重要で意外な1人の客人。この村の秘密はどういうものなのか興味が強くなる。そしてアッドの正体もなかなかに衝撃的だった。あと今回はエルメロイ教室の主要な登場人物がたくさんでているのも嬉しい。2020/06/15

ぺぱごじら

13
物語は核心へ。それにしても剥離城アドラからここまで僅か半年かとちょっとびっくり。顔だけ英霊少女、拙っちゃんが置き去りにしてきた「過去」と決着をつけるためにやってきた故郷でのお話。Ⅱ世が「敵」とする相手が定まってから、どんどんお話が楽しくなってきた。2020-162020/05/05

にぃと

12
TYPE-MOON BOOKS版登録済。 今回の舞台はグレイの故郷、閉鎖的な村。この巻に限らず、このシリーズメイン部分は魔術なんだけど舞台自体はミステリーの定番みたいなところがある。そういうところが面白いんだと思う。 グレイとⅡ世の出会いの事件を現在のふたりが追いかけるという展開もこの作品ならではでまさしく第零幕にして第四幕といった感じ。このシリーズ上巻の引き部分がいつも絶妙だが、この巻もまたいいところで終わる。下巻から本格的な謎解きだし、早く読んでしまおう。2021/12/17

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