内容説明
「君に相談したいことがあるんだよ」と、友人の崎田から持ちかけられ、急行アルプス3号に同乗した西本刑事。しかし、その列車から刺殺体が発見された。西本が松本署に協力して、被害者の和多を調べていると、数日後、和多から依頼を受けていたという私立探偵も殺害される。十津川警部は、2つの事件は関係があると考え、西本を捜査に加え、解決の糸口を探し始める。表題作を含む、日本各地を舞台にした短編ミステリ6編が登場!
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞受賞。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞受賞。2004年、第8回日本ミステリー文学大賞を受賞。19年「十津川警部」シリーズで第4回吉川英治文庫賞を受賞。トラベル・ミステリーで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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桂 渓位
5
短編集本📙 表題作に十津川警部も出てきますが、余り活躍しないと云う、珍しい構成になってます✨2022/08/26
クロッチ
2
表題を含めた六作の短編集。どれをとっても終わり方が今一つと感じるのは自分の読解力の無さなのか。2020/11/28
オーダーモバイル
0
西村京太郎トラベルミステリーの短編6作 今回は、珍しく主役がいつもの十津川警部ではなく、亀井刑事や他の刑事でした しかし、ストーリーはお馴染みのもので、今回は短編6作なので、6箇所のロケーションで楽しめました 北海道から石垣島まで、とても広い2025/05/04