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内容説明
才色兼備・学業優秀とハイスペックな僕の妹の並木朱莉は、僕のことが好きすぎる。夏休み前に告白を受け入れたことで、朱莉の暴走も一旦落ち着き、僕の盗撮や盗聴は止めたみたいだ。代わりに素直に好意を伝えてくれるようになって、不意打ちでドキドキさせられることも…って、相手は妹だぞ！？二学期が始まり僕と朱莉が所属する演劇部に、朱莉の同級生・梔子楓が入部することに。楓は僕のことを「お兄さん」と呼んだり休日デートに誘ってきたり、いきなり距離を縮めてくる！しかも舞台で僕の恋人役に、朱莉と楓、さらには幼馴染の七海の三人が立候補して三つ巴の争いになってきて…！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
24
演劇部に新入部員である後輩の楓が入部し、部内の恋愛模様が引っ掻き回される事になる第２巻。意味ありげなアプローチを繰り返して優介の気を惹こうとする楓ですが、大好きな兄と一緒になる為なら監禁する事も厭わないブラコンの同級生朱莉、自室を優介の盗撮写真で埋め尽くしている先輩七海という、優介LOVEの狂気的なライバル相手では分が悪いなあと思いつつ読んでいましたが、楓も結構胸に秘めていた本音はドロドロとしていて一筋縄じゃいかないヒロインしかいませんね。七海推しとしては彼女の応援をしたいが、一体どうなるのだろうか……。2021/10/02
むっきゅー
23
１巻ではよくわからなかった部活が実は演劇部だったようで、そこに第３のヒロインが入部してくる話。やたらお兄さんにくっついてきて、何だか怪しいなと思ってたら、やはり裏がありましたか。しかし、今回のヒロインは割りと普通の後輩キャラだなー。1巻では、盗撮した実兄の動画でオ○ニーする妹とか、裏で陰謀を企む盗撮ストーカー幼馴染みとか、ぶっ飛び過ぎたヒロインにクソ笑ろたことを考えれば、メッチャ普通の学園ラブコメでしたね。次巻は、妹の方がまだマシと思えるほどの、頭のイカれたヒロインまたは敵役が出てくるといいな(笑)。2019/09/17
真白優樹
13
朱莉の暴走が一旦収まる中、演劇部に朱莉の同級生である楓が入部してきていきなり距離を詰めてくる今巻。 ―――火種は未だ消えず燻り、新たな火種が舞台を燃やす。 ヤンデレに愛され迫られるラブコメが路線を変え、三勢力の三すくみが起きる恋のさや当てとなる今巻。 前巻で心を冷やした所に甘さをぶち込み温度差でより甘く感じさせてくる巻であり、少女達のぶつかり合いに心躍る巻である。背筋の冷える味は一度収まり、再びこの味となるのか、それともあの味が蘇るのか。 混迷深める恋の戦いの結末とは。 次巻はいつになるだろうか。2019/09/05
リク@ぼっち党員
8
第三勢力登場。前回で腹を割って話し合った結果か、新勢力に合わせたのか、確かにかなりマイルドになってた。万人受けを考えればこっちの方が良さそうだが、個人的にはさらなる過激に振っても良かったと思う。いや、まあ今はただ大人しくしているだけ感もあるけど。特に七海。彼女なら何かやってくれると信じてるぞ！ 今回のエピソードでは優介の優しさがよく伝わった。こいつ絶対天性の年下キラーだな。2019/08/31
天涯
8
出て良かった２巻。新キャラ、朱莉のクラスメイトの楓登場。分かりやすいキャラと思わせつつで良い感じ。朱莉と七海の鞘当ても面白い。親友嘉樹がいい奴。朱莉のぐいぐい感も良い。確かにヤンデレ感は薄まったが、これはこれで良いと思う。ヒロイン達可愛いし。次巻にも期待。2019/08/30
