毒牙―義昭と光秀

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毒牙―義昭と光秀

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041086438
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

織田信長から助力を得て、上洛を果たした足利義昭は、兵力もない形ばかりの将軍となった。だが、才気溢れる明智光秀との出会いが、彼の心を大きく揺るがしていく──。新たな視点で描かれる本能寺の真実とは。

内容説明

武勇馳せし将軍が墜ち、異彩を放つ二人の男が出会う。その毒は、静かに、だが確実に、光秀の心を殺していく。将軍を運命づけられた義昭と、織田信長が欲した光秀、二人の出会いは果たして、必然だったのか―。気鋭の著者による、書き下ろし長編歴史小説。

著者等紹介

吉川永青[ヨシカワナガハル]
1968年東京都生まれ。横浜国立大学経営学部卒業。2010年「我が糸は誰を操る」で第5回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞。同作は、11年に『戯史三國志 我が糸は誰を操る』と改題し刊行。同年には第2作『戯史三國志 我が槍は覇道の翼』を刊行、12年、同書で第33回吉川英治文学新人賞候補に。15年、『誉れの赤』で第36回吉川英治文学新人賞候補となる。16年、『闘鬼 斎藤一』で第4回野村胡堂文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ポチ

65
義昭の信長を貶めるための冷酷な思考・手段が凄い。どちらかというと暗愚のイメージがあっただけに新鮮さを感じる。対比する様に描かれた光秀の優しさと純真さが際立っていて面白く読了。2020/01/27

アッキ@道央民

58
初読みの作家さん。大河ドラマの主人公でもある明智光秀と足利義昭がメインで、足利義昭側から描かれたお話し。最初は信長に担がれて将軍の座に登りつめるが、次第に信長に対しての恐れを抱くようになり、様々な権謀術数張り巡らせながら、信長を排除しようと企む。真っ正直な光秀を何とか利用しようとする姿はまぁ、せこいと言うか・・・。天下の静謐を願ってはいるけど、天下人の器じゃあなかったんだろうな。本能寺の変、将軍黒幕説って所。お話しは短かったけど案外面白く読めた。果たして、大河の方はどう展開していくのかそちらも楽しみ。2020/12/15

ren5000

44
義昭と光秀だけどほぼ義昭がメインの物語でした。義昭の薄っぺらな権謀術数がいかにもやってそうですごくリアルに感じた。ただ光秀が謀反に至る心理描写としてはちょっと弱い気がしました。でも面白かったので良しとするけどこれを読んだあとに麒麟がくるを見たらなんか戸惑いそう。2020/12/07

まさ

35
足利義昭といえば盆暗な将軍というイメージだったのだけど、梟雄の印象を抱く。一方で描かれる明智光秀は優しさ故に苦悩し続ける武将ですね。各章を読み進め、閉じる度に眺める表紙にはその2人の姿が。好々爺のような翁面の下に、義昭の澱んだ眼差しや含み笑いが見え隠れする。隣の光秀はどうか。やはり苦悩の表情があるように思う。この2人に限らず関わる人物それぞれの思いが読み取れ、とてもおもしろく、興味深く読みました。2019/12/17

巨峰

27
義昭の毒に浸されていく光秀。言葉ってこわいね!2024/04/23

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