出版社内容情報
ビジネス街に佇む洋食屋『ひだるまキッチン』。店主の天才料理人、日野洋二は2つの業を抱えていた。1:自分で作った飯を客に食わせたい。2:自分で作った飯を自分で食いたい。その為ならば注文無視、監禁となんでもござれ。しかし黙って従うような客たちでもない。不良サラリーマン、食事をたかる従業員――彼らを巻き込み、飲食店の常識を破壊する騒動が次々と勃発するのであった――!
WEB掲示板発の伝説的料理コメディ、まさかの登場!
内容説明
ビジネス街に佇む洋食屋『ひだるまキッチン』。店主の天才料理人、日野洋二は2つの業を抱えていた。(1)自分で作った飯を客に食わせたい。(2)自分で作った飯を自分で食いたい。その為ならば注文無視、監禁となんでもござれ。しかし黙って従うような客たちでもない。不良サラリーマン、食事をたかる従業員―彼らを巻き込み、飲食店の常識を破壊する騒動が次々と勃発するのであった―!WEB掲示板発の伝説的料理コメディ、まさかの登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サケ太
23
WEB上で連載していた作品は恐らく読んでいたのだろう。とても懐かしく楽しい気分になった。イカれた登場人物たちの軽快な会話が素敵。なんだかんだで矜持を持ってる主人公が好きだ。……コロッケ食いてぇな。2019/10/11
小早敷彰良
22
キッチンや◯ないOのラノベ化、作者はそのままといえば古のネット住民は心踊るのではないでしょうか。読むとおなかが減り料理したくなる。料理人が主人公なので食事シーンは最小限で、なのに食材や調理の様子はしっかりと書かれるものだから味が想像できてしまう、他の料理小説と一線を画している一冊。おかわり(2巻目)はよ2019/10/14
ささやか@ケチャップマン
4
普通にひだるま食堂の常連になって定食を食べたいと思いました(笑)。2021/03/17
八岐
4
★★★☆ 頭が愉快におかしい洋食屋の店長が思うがまま自由に作りたい料理を作り、やっぱり頭がおかしい傾向にあるお客さんたちに思うがままに食べさせるというお話。それ以外にどう表現したらいいかわからないのだが、ひたすらにノリを楽しめ、という他ない。美味しいものを作る喜び、美味しいものを食わされる喜び、そいつは基本、楽しいものなのだ、きっと。2020/05/13
フテネドラ
4
元を読んだのは何年前かしら?というところで、ノリは把握しているけれどネタは頭から抜けているある意味理想的な強くてニューゲーム状態で。コメディ作品だけに小説形式で笑えるものに仕上がるかしらと思っていたけれど、しっかり話として仕上がった言わば完全版な出来で、脳内海原雄山もご満悦ヽ(´ー`)ノ 料理コメディとうたっているものの洋食屋を舞台に頭おかしい人たちがわっしょいする話なので変に料理ものを期待すると肩透かし感があるかも。幸い試し読みも用意されているので初見ならそちらで慣らした方が無難か2019/10/26