出版社内容情報
警視庁マネーロンダリング対策室長の一之宮祐妃は、疑惑の投資会社を内偵するべく最強にして最凶の〈チーム〉の招集を警視総監に申し出る―。 仮想通貨をめぐる犯罪に切り込む、特例捜査班の活躍を描く!
内容説明
警視庁の一之宮祐妃警視正が率いるマネー・ロンダリング対策室は、暴力団の資金源を断つことを目的として創設された機関。元指定暴力団員の三輪谷が経営する“アップルハウスファンド”の資金洗浄を暴くため、集められたのは「ワケあり」の元犯罪者たちだった―詐欺師の沢村、天才的オタクの光野、元傭兵の神園、そして元暴力団幹部の村越たち、下心と欲望を秘めた4人が、それぞれの特殊能力を活かして驚きの捜査を開始する。
著者等紹介
矢月秀作[ヤズキシュウサク]
1964年兵庫県生まれ。様々な職業に従事し、文芸誌の編集を経て小説家へと転向。94年『冗舌な死者』でデビュー後、意欲的にハード・アクション小説を立て続けに発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
51
読んでいてどうもこれ、前作がありそうな内容。調べたらやはりシリーズの2作目でした。1作目読んでみようと思い、読メで調べたら以前読んでいました。矢月さんの作品似たパターンが多いから、読んだか読んでいないか、もう分かりません。昔の作品が題名変えて、文庫で出たりもしてるしね。2019/09/11
きさらぎ
30
捜査にお金を湯水のように使うところが現実感がなくて好き。なんだかんだで良いメンバー(笑) 欲がなく、騙されやすそうなのに意外にしっかりしてる光野。ガンバレ!2020/02/07
み
25
軽~く読了(^^;ビットコインを全く分かってないあたし、それもあったせいでしょうか。2019/09/26
petitlyz
13
前作スティングスに引き続き、警視庁特例捜査班第2段。前作で無事仕事完了した4人が再結集。ハッカーの光野は、サイバー犯罪などで引き続き協力していたアジトがある。そこに残りの3名も登場。仮想通貨のマネーロンダリングを捜査する。読みやすく楽しめた。まだ続くなら読みたい。2024/08/09
一五
8
300ページ弱でも 読むのに時間がかかる…… のは、つまらないからだ~!2020/01/18