角川文庫<br> 深泥丘(みどろがおか)奇談・続々

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角川文庫
深泥丘(みどろがおか)奇談・続々

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041084021
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

前代未聞の奇談の数々! 著者新境地の怪談集、待望の第三集にして完結編。

内容説明

さまざまな怪異が日常に潜む、“もうひとつの京都”―妖しい神社の「奇面祭」、「減らない謎」の不可解、自宅に見つかる秘密の地下室、深夜のプールで迫りくる異形の影、十二年に一度の「ねこしずめ」の日…恐怖と忘却の繰り返しの果てに、何が「私」を待ち受けるのか?本格ミステリの旗手が新境地に挑んだ無類の奇想怪談連作、ここに終幕。

著者等紹介

綾辻行人[アヤツジユキト]
1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年に『十角館の殺人』で作家デビュー。これを引き金に巻き起こった「新本格ムーブメント」は、推理小説界の一大潮流となった。92年には『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2018年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

84
この世に幽霊などいるはずがないーというのが、本格ミステリ作家の信ずるところらしいが、信じるも信じないもそれを感知するのは人の心だと思う。居る居ないで云ったら居ないのであろうが、心がその存在を造り上げてしまうーような気がする。この連作はなかなか雰囲気の良い作品であったが、本格ミステリ作家の照れ臭さと云うのであろうか、みゃあ、落とし噺が混じるのが肩透かしーのような気が…みゃみゃ、何はともあれ楽しませていただいたが、どうやら話の核心には至っていないーような気がするので再開を期待して…みゃあぁ。#ニコカド20202020/11/07

おかむー

73
安定の異京都怪奇連作短編集第三弾…ってこの巻で一区切りですと。なんとなくいつまでも続くものだと思ってたし、最終話もそれほど終わり感はなく、忘れた頃にどっかの雑誌で読みきり短編とか載ってても不思議なさそうですね。『よくできました』。今回、読み終えて残るのはなんといっても猫(笑)。コメディなのか怪奇なのかわからないところがツボな『猫密室』と、最終話『ねこしずめ』のくるくるまわる夢で見た“猫柱”とクライマックスの壮大な“猫柱”の対比の見事さよ。『死後の夢』のナナメな死後の意味もクスリと楽しい。2019/09/18

眠る山猫屋

63
前作までをかなり以前に読んでいるので、記憶もうろ覚えなんですが、奥さんの名前やそっくりさんな医者たちは覚えているなぁ。そして全文に漂う〝揺らぎ〟。不安定な、まるで眩暈のような既視感。意図的に『夢十夜』をインプレッションしてくる空気が・・・心地好くも懐かしいような・・・。馬鹿馬鹿しいくらいシュールな物語や猫絡みのお話が多かったけれど、幻想譚には猫がよく似合います。筆者が語る最後の物語『ねこしずめ』のモデル、クライブ・バーカーの『丘に町が』かな?2019/09/29

カムイ

60
シリーズ3部作読了。9年の間に書かれた作品集だが一貫して曖昧な記憶の(私)綾辻行人氏。今回は猫の襲来、在らざるものを感じる猫は不気味であり、実際に猫をペットにするとたまに遭遇することがある、あれは異次元空間の隙間からニョロニョロと現れて来ているのかと(ふと)ゾッとすることがあります。長編の館シリーズも1から読んでみようかな、【十角館の殺人】は3度読んでいるけど最後の結末の記憶が曖昧なのである作者と同じ記憶障害に陥っているのかな?😅😱2021/07/21

坂城 弥生

54
完結編ということで、なにか答えがあるのかと思いきや、謎が深まって終わった…2020/12/08

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