出版社内容情報
浅草駒形町の大川端で、岡っ引きの安造が斬殺された。安造は、浅草を縄張りにする「鬼の甚蔵」と呼ばれる男の賭場を探っていたのだ。死体は、横に深く斬られており、手練れの武士の仕業と思われた。安造殺しの探索を命じられた火付盗賊改の与力・雲井竜之介は、手下たちとともに聞き込みを始める。だが、賭場らしき場所を突き止めた矢先、必殺剣「霞薙ぎ」の遣い手が、竜之介の前に立ちはだかった。鬼与力に最大の危機が迫る!
内容説明
浅草駒形町の大川端で、岡っ引きの安造が斬殺された。安造は、浅草を縄張りにする「鬼の甚蔵」と呼ばれる男の賭場を探っていたのだ。死体は、横に深く斬られており、手練れの武士の仕業と思われた。甚蔵の賭場の探索を命じられた火付盗賊改方の与力・雲井竜之介は、手下たちとともに聞き込みを始める。だが、賭場らしき場所を突き止めた矢先、必殺剣「霞薙ぎ」の遣い手が、竜之介の前に立ちはだかった。鬼与力に最大の危機が迫る!
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。近年は時代小説、剣豪小説の分野で活躍。2012年、第1回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 25ans 2018年1月号