コウサツ - 刑事課・桔梗里見の囮捜査

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041082881
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

日本中を震撼させる「東京絞殺魔」は誰だ!?
映画化『クリーピー』、連続ドラマ化『イアリー』の著者による、一気読み警察小説!

武蔵野署の新人刑事・桔梗里見が初めて臨場した殺人事件現場は、女子大生が絞殺された上、臍をえぐり取られるという凄惨なものだった。
桔梗は、プロファイリングの専門家で「歩く殺人百科」の異名を持つ変人刑事・平瀬健と組んで調べを進めるが、絞殺事件は続き、捜査は難航。2人は犯罪学の教授・大村邦房に助言を求めた。
すると、実在した連続殺人鬼「ボストン絞殺魔」のオマージュ殺人の可能性が高いという。
「東京絞殺魔」は誰なのか? マスコミが騒ぐ中、容疑者を絞り込んだ桔梗は、自らの意志で危険な囮捜査を決行するが――。

異常者だらけの現実に、孤高の女刑事が立ち向かう。圧巻のサスペンス!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モルク

96
女子大生殺害事件をきっかけに3つの事件が繋がってくる。主人公は女刑事桔梗。一緒に組む平瀬をはじめ次々とあらわれる怪しい男たち。囮捜査が正しかったかどうかは別として展開はおもしろい。主人公に今一つ魅力がないのが残念である。刑事に膝上15センチのスカートはいかんだろう。平瀬の態度、行動そして結末がよくわからん。続編が出て解明されるのかな。2020/06/14

yukision

65
連続殺人を,主人公の新女性性刑事とプロファイリング専門刑事がコンビを組んで捜査する。主人公の周辺の変質者率が高く,思ってたのと違った。2022/07/21

巨峰

60
女性刑事桔梗の周りにはヤバそうな人しかいない…もしくは、彼女自身に異性にそういう部分を引き出させる要素があるのか…グレーの結末も含めて読ませる小説ではありました。2021/12/29

さっこ

47
前川さんの作品にしては不気味さというものが薄かったです。連続猟奇殺人を担当することになった刑事「桔梗里美」が主人公。主人公にはいまいち魅力を感じることが出来なかったです。次から次へと出てくる人がみんな胡散臭くて、誰が犯人でもおかしくない様相を呈して「お前か?いやお前か?」と裏を考えながら読みました。結末は…ちょっと消化不良でした。2019/10/22

hushi亜子

44
何だか最近の前川さんは、前の背筋がゾクッとするような気味が悪くなるような人物が登場しなくてつまらない。普通の警察小説になってしまったよう。 今回も犯罪学に詳しい大学教授というのが出てくるから、もしやあのクリーピーの!って期待したけど…。ストーリーとしては面白かったし、その教授のキャラも際立ってたし、犯人の薄気味悪さもあったけど。一番は桔梗のパートナーだった平瀬の存在。何だったんだろうか、ラストは驚かされたけどそれもまた、竜城に騙されてるんじゃないかとも疑った。あ、元職場の病院が出てきたのは嬉しかった!2019/09/18

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