烈風ただなか

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烈風ただなか

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  • サイズ B6判/ページ数 313p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041081761
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

江戸時代中期、十五万石を超える富裕な石久藩。鳥羽新吾は上士の息子でありながら、藩校から郷校「薫風館」に転学、自由な気風を謳歌していた。その「薫風館」で陰謀が起きる。かつての学友たちが斬殺され、その真相を知った学友だった瀬島が自害。中老である彼の父も罷職となった。真実を知るはずの新吾の父は、事件後何事もなかったかのように妾宅に住み、そして二年が過ぎようとしていた。新吾は元服を迎え、親友の栄太は江戸へ遊学し同じく同輩の弘太郎には嫁取りの話が来ている。ゆっくりと時が進んでいたある日、弘太郎の近所で太刀傷の死体を見たと証言した隠居の老人が事故死する。同時に、弘太郎の許嫁の八千代が不自然に新吾の姓「鳥羽」に対し戦く。そして、突然栄太が謎の理由で帰郷する。かつての陰謀から、再び陰嵐の気配がわき起こる。最も熱い「青春時代小説」!

内容説明

親友の許嫁、彼女はいったい何を見たのか?鳥羽新吾の学友らが斬殺、自裁した事件から二年。「林の中で見つけた死体が消えた」と訴える隠居が水死する。直前、親友の弘太郎から紹介された許嫁の八千代は、何故か「鳥羽」の名前に慄き逃げ退っていった。二年前の記憶が過ぎる。鳥羽家の宿命、そして父・兵馬之介が抱える密事とは。驚天動地の真実に、全霊で立ち向かう若き士の運命!

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
岡山県生まれ。大学在学中より児童文学を書き始める。『ほたる館物語』で作家デビュー。『バッテリー』およびその続編で野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞受賞。絵本から時代小説まで幅広いジャンルで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いつでも母さん

172
前作は爽やかな風が薫った。そして今作は烈しい風とな。身分を超えた3人の若者たちのこの先はどんな風が吹くのだろう。分からない事が多過ぎる藩の未来は・・兄の死の真実や父の使命を知って今、「おまえは光の下で生きればいい」と、父・兵馬之介との別れ。あの時代の公儀と小藩において父とは親とはなんと厳しい。それでもここで生きていく新吾に幸あれだ。2019/09/02

ぽろん

38
シリーズ2巻。今回も真っ直ぐ過ぎる新吾が眩しい。時に痛々しさも感じるが、逞しさも感じる事が出来た。薫風館の仲良し三人組も昔の様な訳にはいかないだろうけど、この関係性をずっと繋いでいって欲しい。2019/08/16

布遊

37
初あさのあつこ。ミステリー要素も加わった時代物も初めて。半分まではやや退屈気味に読み進む。その後は、新吾をとりまく友情や父との関係等、先が気になっていく。シリーズものらしいが、今後読んでいくかは未定。2019/10/22

ゆずぽん

25
林の中で見つけた死体が消えたと訴える隠居が水死したのを発端にいろいろなことが起こる石久藩。父の闇に正面から挑む新吾は・・・中盤からグイグイ引き込まれ、これ以上彼らが傷つかないで欲しいと思いながら読了。出だしなかなか乗ってこなかったのは、「薫風ただなか」を読んでいなかったからなんだな~残念過ぎた(涙)ちょいと遅いけれど、読まなくちゃ!2019/09/27

糸巻

24
「薫風ただなか」続編。学舎・薫風館での気の合う友たちとの輝くような時もいつまでも続くわけではない。栄太は優秀さを買われ学問を修めるために江戸へ発った。そして弘太郎も己が決めた道を進もうとしている。まだ10代の若者であるのに、この時代の少年たちは幼いうちから生まれ持った運命を受け入れていたのだなと思う。本作は血塗れの死体が消えるという不可解な事件が身近に発生し、裏で新吾の父が関わっている事実が判明する。我が父であるのに掴みどころがなく信用できないもどかしさを感じる新吾の悩ましい心情が描かれていた。2019/10/02

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