出版社内容情報
飛鳥時代から奈良時代へと移りゆく時代、聖武天皇に招かれ、謁見する僧侶がいた。僧の名は、行基。民草を救うため、仏の教えを広めた僧は、影響力から、朝廷に恐れられ、弾圧すらされた──。著者畢生の歴史小説。
内容説明
王の法より仏の道―。天平13(741)年3月、聖武天皇に招かれ、謁見する僧侶がいた。僧の名は、行基。民草を救うため、仏の教えを広めた僧は、その人心への影響力から、朝廷に恐れられ、弾圧すらされた。朝廷から大僧正の位を授けられ、文殊菩薩の化身とよばれた男はどのような生涯を送ったのか―。自然と愛するものに囲まれ、仏の道に目覚める幼年期から東大寺大仏建立、入寂までを丹念に描いた、長篇歴史小説。
著者等紹介
岳真也[ガクシンヤ]
1947年、東京に生まれる。慶應義塾大学経済学部を卒業、同大学大学院社会学研究科修士課程修了。学生作家としてデビューし、文筆生活50年、著書約160冊。2012年、第1回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞。代表作は『水の旅立ち』(文藝春秋)、『福沢諭吉(全3巻)』(作品社)。近年、歴史時代小説に力を入れ、忠臣蔵の定説を逆転させた『吉良の言い分 真説・元禄忠臣蔵』(KSS出版)はベストセラー、『吉良上野介を弁護する』(文春新書)、『視点を変えればワルも善玉 日本史「悪役」たちの言い分』(PHP文庫)はロングセラーとなった。日本文藝家協会理事、日本ペンクラブ理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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