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出版社内容情報
三流編集者と一発屋の売れない作家。二人で勝つと、決めた!文芸誌編集部の俊太郎と、その幼馴染で売れない作家の豊隆。出版不況の最前線でもがく二人がたどり着いた、「本当に書くべき物語」とは!? 小説をめぐる現実と葛藤、希望を描く、出版業界熱血バディ・ストーリー!
早見 和真[ハヤミ カズマサ]
原著
大沢形画[オオサワケイガ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
30
「ただの夢だったものに、色が伴ったのは──いつもお前の言葉があったからだ」。 原作未読。小説家を目指すも挫折し、現在三流の文芸編集者の小柳には夢があった。かつての友人で今は一発屋止まりの吉田と共に「本当に面白い小説を送り出す」という夢が。夢を託すべく雌伏の時を過ごして来た男と、望まぬ形で叶った事で夢への情熱を見失った男が再会する時、根強い閉塞感が漂う文学界が大きく揺れ動く。 小説家、編集者、読者を含む、広義の創作とその背景を主要なモチーフとする、端的に面白い、というより「熱い」物語(以下コメ欄に余談)。2019/03/08
JACK
20
◎ 子供の頃、小説家になるのが夢だった小柳俊太郎。しかし、満足の行くものが書けず、子供が生まれた事をきっかけに夢を諦め、出版社の編集者になる。ある日、俊太郎はクラスメイトだった吉田豊隆が小説で賞を取り、デビューした事を知る。数年ぶりに再会した豊隆の「君が僕の編集者だったらよかったのに」という一言に、俊太郎は新たな夢を持つ。豊隆を担当する編集者になって、彼を出版不況の冬の時代を導く「小説王」にする事。それが俊太郎の新たな夢…。すれ違いばかりの2人が夢に向かって進むバディもの。熱い仕事漫画です。2019/03/16
角
3
編集者と小説家。こういう出会いがそうそうある訳でも無いだろうが、ただ出会いが人を変え、仕事を変えていく、のはどの仕事でも言えるだろう。自分もジャンルは違えど編集業に携わる身、仕事の転換期にはいつも人との出会いがあったように思う。仕事に対して、人に対して、熱くありたいと(一方的に、ではなく)思わせる漫画。2019/08/24
ぴいたん
3
熱い! これくらい情熱を持ち続けたい2019/09/26
たくさん
1
文壇という世界は狭いのだろうな。文章を読むということが仕事。どんな文章も読んで表現の良し悪しを判断する。大変な仕事。小説家と編集者の交流、タッグ。そういう信頼感を垣間見る本。さらけ出す。それを理解する。果てのない世界だな。2025/04/09
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