角川文庫<br> 深海カフェ 海底二万哩〈4〉

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角川文庫
深海カフェ 海底二万哩〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041076453
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

池袋サンシャイン水族館で、深海生物たちの物語へダイブしよう!高校生の来栖倫太郎が、誰にも内緒でこっそり通うようになった店「海底二万哩」。それは池袋サンシャイン水族館の中にあり、そこからは他の水族館や海に関する施設と繋がっている謎のカフェだ。魅力はあるが謎の多い店主・深海(ふかみ)は、店を訪れた客の「心の海」に潜り、失われた宝物を拾い上げるのが本当の仕事だという。倫太郎は卒業後の将来に悩んでいたが、水族館の中で遭遇したダイオウグソクムシ、センジュエビ、ユメナマコたちとのそれぞれのエピソードを経て、海洋生物にかかわる仕事を改めて意識する。迷える現代人に贈る、再生と癒やしの連作短編集、第4弾!

第一話 ダイオウグソクムシのタルト  
第二話 センジュエビのハニートースト 
第三話 ユメナマコジュエリーゼリー 
ブレイクタイム カワウソウォーキングタイム 

蒼月 海里[アオツキ カイリ]
著・文・その他

内容説明

池袋のサンシャイン水族館内にある“深海カフェ”は、店主の深海が客の“心の海”に落とした宝物を捜し出してくれる不思議な店だ。常連の僕・来栖倫太郎は深海を敵視するシータに、心の宝物を抜かれてしまうが、それが何なのか思い出せない。失い物を捜して自分の“心の海”に潜ると、そこは「サンシャイン水族館」だった。ダイオウグソクムシら海洋生物の助けを借りて、徐蕨に大切な記憶が呼び覚まされて。癒やしと再生の物語。

著者等紹介

蒼月海里[アオツキカイリ]
宮城県仙台市で生まれ、千葉県で育ち、東京都内で書店員をしていた作家。日本大学理工学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

167
シータは何をやらかすんだ。素直じゃないというか、めんどくさい奴だ。シータのせいで、リンちゃんが自分の心の宝物を取りに行くはめになるとはね。結果的に、リンちゃんは思い出と向き合い自分を見つけたのだから良かったんだろうな。このシリーズ、友愛、再生というテーマに沿って、コミカルにした物語だった。スラスラ読めて息抜きにちょうど良い面白さ。ただ今作は、学校のシーンで登場する喜瀬春香が“黄瀬”になってたのが気になって、やや興ざめ。未読のシリーズのキャラが登場したので、それは読んでみたい。2021/05/23

36
大切が故に蓋をしてしまった思い出と向き合う。暖かい作品でした2019/02/26

坂城 弥生

35
重い記憶かもしれない、って前置きの割りには普通の思い出の話だった。 ブレイクタイムに出てきたポン助は写真館に登場する子だよね!2020/10/26

ダージリン

35
今回は丸々1冊、リンちゃんの心の宝探しでした。大空兄ちゃんの思い出に向き合えて、一歩前進ですね。そんな中、クラスメートの女子黄瀬さんのバイタリティーが眩しかったです(笑)。ブレイクタイムのポン助くんもうれしい。2019/01/01

はな

29
図書館の本。久しぶりに読んだから内容が忘れてしまって、、、。主人公の忘れた思い出に向き合う話で、ちゃんと取り戻せて良かった。2019/06/07

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