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内容説明
魔王ハクオウを討伐し、イヴを新たな魔王にすることに成功した一行。しかし“砲”の勇者ブレットに“賢者の石”を奪われてしまい、これを奪還する為に一路ジオラル城へと向かう。復讐心を燃え上がらせるケヤルガは、敵城で止め処なく溢れる刺客達をグレンと共に切り捨てていく!そして“賢者の石”を探索した果てに辿り着いた王城の地下室。悠然と佇むジオラル王はケヤルガを配下にせんと甘言を弄するのだが!?「バカめ、ふざけるな…。この世界の支配者は―俺だ!」因縁のジオラル王国を舞台に、復讐鬼と禁忌を犯す悪王が激突。神獣の炎と狂気を纏いし英雄が今、粛清の刃を振るう!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むっきゅー
29
魔王を倒したケアルガ達だが、砲の勇者に賢者の石が奪われてしまったため、急遽ジオラル王国に攻め入るという話。闇の力に汚染された王国軍や外国からきた三人の勇者との闘いも熱く、ファンタジーものとして十分に面白いのだが、やはり復讐シーンがスカッとする。特にジオラル王への復讐シーンが徹底していて素晴らしい。「復讐は娯楽」という作中の言葉を地で行くとはこのこと。フレイアの扱いがどうなるか心配だったが、引き続き可愛がることになって良かった。最初はクソ女でしたが、今はボクの一番の推しヒロインなので。2019/08/15
わたー
21
★★★★☆砲の勇者ブレッドに奪われた賢者の石を奪還すべく、彼に先んじてジオラル王国を攻略する我らがケヤルガ。障害もなんのその、サクッと王を打倒し、お楽しみの復讐タイムへと。まさに下衆の極み☆だったが、ちゃんと面白いのがこの作品の魅力だろう。残すは砲の勇者のみ。彼の復讐の行き着く先は…2019/09/06
しまふくろう
21
続けて購入。表紙も挿絵も可愛くて良い。 物語は国王との対決と決着の話。娘に父親を殺させたりと相変わらず主人公がやりたい放題なんだけれど、鷹眼の娘を弄んで撃退するくだりは本当にやりたい放題で吹き出した。戦場で何をやってるんだ。 砲の勇者との戦いはどういう結末になるのか、続きが楽しみ。2019/07/02
MERLI
20
相も変わらず復讐心で溢れかえっていますね、しかも復讐内容に艶を入れてきやがる…。娘に父親を殺させたり、その父親の前で淫靡な行為に耽ったり、ケヤルガさん結構歪んできましたね?…あぁ今までもそうだったか。この巻でケヤルガの復讐はほぼ完了、残るは「砲」の勇者ブレットの足取りだが…簡単に事が済むかな?2019/07/04
こも 旧柏バカ一代
11
え? まだ続くの?結構終わりじゃね?2019/07/05