角川文庫<br> 丹夫人の化粧台―横溝正史怪奇探偵小説傑作選

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角川文庫
丹夫人の化粧台―横溝正史怪奇探偵小説傑作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041075432
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

横溝作品の短篇から厳選!謎と驚きに満ちた傑作集。美貌の丹夫人をめぐる決闘に敗れた初山は、「丹夫人の化粧台に気をつけろ」という言葉を残してこと切れる。勝者の高見は、丹夫人の化粧台の秘密を探り、恐るべき真相に辿り着き――。表題作他13篇を所収。

横溝 正史[ヨコミゾ セイシ]
著・文・その他

日下 三蔵[クサカ サンゾウ]
編集

内容説明

美貌の丹夫人を巡り決闘した初山と高見。敗れた初山は「丹夫人の化粧台に気をつけろ」という言葉を残してこと切れる。勝者の高見は、丹夫人の化粧台の秘密を探り、恐るべき真相に辿り着き…(「丹夫人の化粧台」)。画家はポケットの中に奇妙な紙切れを見付けた。日比谷公園で、青い外套を着た女に会えと書いてある。その通りにしたところ、とんでもない事件に巻き込まれ…(「青い外套を着た女」)。初期作品14篇を所収。

著者等紹介

横溝正史[ヨコミゾセイシ]
1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。81年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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カムイ

44
横溝正史の作品では久しぶりに読了。横溝は金田一耕助シリーズが有名ですが戦前に書かれた怪奇物の作品が目白押しである、由利麟太郎の【鬼火】は好きでたまに再読することがある。さて今回の短編集は30ページ程度の短さでサクサク読めます、昭和初期の時代背景なのでせむしや小人症など不適切な表現はあるがそれはオドロオドロする為の装置みたいな扱いなのだろう、【山名耕作の不思議な生活】はここに入れるのはどうかなと疑問はあったけど落ちとしては山名耕作の夢敗れるのはブラックとして受け取った【舌】短いが一番好きだギョッとしました→2021/04/11

coco夏ko10角

27
14の作品収録の短編集。特によかったのは『川越雄作の不思議な旅館』それから『犯罪を猟る男』『妖説血屋敷』『湖畔』色んなタイプの作品があって面白い。2019/06/10

takaya

16
昭和初期の戦前に書かれた短編集。ほとんどがミステリーというよりホラーという感じの作品です。横溝正史の原点ともいうべき作品はどれも面白く、期待以上でした。ホラーの古典ともいうべき傑作だと思います。2022/06/04

agtk

14
久々の横溝正史。怪奇探偵小説とあるが耽美色が強い短編集。「山名耕作~」「川越雄作~」のラストには思わず笑ってしまう。どの作品も好きだが、特に好きなのは「青い外套を着た女」「犯罪を猟る男」「妖説血屋敷」あたり。以前に読んだ作品も多かったけど、忘れていたものが多かったのでよかった。それにしても、どれも古い作品なのにとてもよみやすく、ぐいぐいひきこまれるのはさすが。久しぶりに横溝作品を読み返したいが、実家の本棚を探索するか、新しく買うか悩みどころだな。2018/12/02

乃木ひかり

11
やはり安定の面白さがある。いくつか以前読んだものもあったが、それでも面白さはかわらない。血屋敷は捕物帖にもあったような。杉本さんのカバーも相まって表題作が一番印象に残る。2018/12/27

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