出版社内容情報
フランシス・ホジソン・バーネット[フランシス ホジソン バーネット]
著・文・その他
羽田 詩津子[ハタ シズコ]
翻訳
内容説明
インドで両親を亡くし、イギリスに住む親戚に引き取られたメアリ。広い屋敷のなかで一人ぼっちの彼女は、庭を散策するうちに、閉ざされた庭園を見つける。ひょんなことから鍵を手に入れ、世話係のマーサの弟、ディコンと一緒に、その庭の手入れを始めることに。さらに、屋敷内で存在が隠されていたいとこのコリンも加わり、庭の再生に熱中していく。3人が体験した奇跡とは―。世界中で愛される、児童文学の最高傑作。
著者等紹介
バーネット,フランシス・ホジソン[バーネット,フランシスホジソン] [Burnett,Frances Hodgson]
1849年イギリスのマンチェスター生まれ。小説家。幼くして父親を亡くし、一家でアメリカに移住する。雑誌社に作品を送り始め、やがて86年に次男をモデルにした『小公子』が出版されると大評判に。その後、児童文学作家としての地位を確立。24年没
羽田詩津子[ハタシズコ]
翻訳家。お茶の水女子大学英文科卒業。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
73
親の愛を知らずに育った少女少年が、秘かに閉ざされた庭を見つけ、そこで健やかに成長してゆきます。——引き込まれて一気に読んでしまった!なんて面白いんだろう、素晴らしいんだろう。この本には魔法がかかっているなぁ。2021/06/29
はるき
41
バーネットの作品の中でこれが一番好き。お金持ちのお嬢様なのに性格キツくて可愛くない。子供の時はこの設定に度肝を抜かれました。でも、大人になって読むと、メアリの陰険で執念深くて意地悪な部分こそ惹かれてしまう。閉ざされた花園の鍵を開けたことから始まる再生の物語。勝因は秀逸な表題と、リアルな子供像かな。2019/07/15
藍
36
⭐️5 とても素晴らしかった。秘密の花園ってこんなに素敵な本なんですね! 子供が暗い屋敷の奥深くに閉じ込められてる、少しダークなイメージを持ってた。 ムーア、色とりどりの花、鳥や動物、青空、風、光。何度も何度も目に浮かんできては素敵だと思ったし、新鮮な空気をいっぱい吸って元気になる子供たちに、私も喜びでいっぱいになれた。 喜びと魔法と再生の物語でした。 他を読んでないので比べられませんが、羽田詩津子さんの訳とてもおすすめです。 Kindle版には秘密の花園のモチーフになった「青い花の国」も収録されてます。2026/05/03
瀧ながれ
32
あらすじを語ればあっけないお話なのだけど、それをここまで読ませる長編に書き上げたバーネットは素晴らしいな。いろんな訳者で読んで、そのたびに感動していて、この新刊でも、オチはとっくに知ってるのに、始終胸をときめかせていた。ムーアや花園の、冬から日毎に春を迎える丁寧な描写がうつくしい。それは同時に、主人公たちの成長と変化の描写につながる。読んでいるあいだ、読者もまた特別に秘密の花園に招き入れられた一人となり、主人公たちと秘密を共有する、ような気持ちになる。それが楽しい。2019/07/20
いぼいのしし
30
読むのは小学生の時以来だったけれどおもしろかった。記憶してた以上に自然の美しい描写がたくさんあった。春の訪れと共に庭と子ども達が生き生きと変化していく様が目に浮かぶようで、読んでいて癒しと活力を分けてもらったみたいな気分になった。2021/07/21
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