出版社内容情報
国宝の金印は本物なのか?国宝の金印は果たして本物なのか? 「漢倭奴國王」と刻まれた金印に隠された謎。膨大な一次史料を繙き、真贋論争に決着をつける。歴史ミステリーの最高傑作、完全版で復刊!
明石 散人[アカシ サンジン]
著・文・その他
内容説明
天明4(1784)年、筑前国那珂郡志賀島から出土した国宝金印には、様々な不思議が隠されていた。発見当初、儒学者・亀井南冥は福岡藩へ誰もが驚嘆する見事な論文を僅か1週間で提出する。金印の発見者は甚兵衛という百生だが、その甚兵衛の正体を当時も今も誰も知らない。著者は甚兵衛に初めて光を当て、その謎を解く。南冥と甚兵衛の奇怪な関係とは?膨大な史料を繙き、230年にも及ぶ真贋論争に終止符を打つ!
目次
幻の金印
デビルズタワー
男鹿雄山閣
四つの金印
国宝金印の謎
不思議な論戦
明治の過ち
光明真言池
著者等紹介
明石散人[アカシサンジン]
東京都築地生まれ。作家。政治・経済・映画・テレビ、あらゆる分野に精通し、多くの人たちに影響を与えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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銀丸083
1
昔読んだはずなんだけど、何か小難しかった。昔読んだだけだから、どこがどう追加されたのか良く分からなかった。唯、懐かしくて明石散人の作品を読みだした。歴史の謎解きとしては、面白かった。2018/10/16
agtk
1
再読。前に読んだのはいつだっただろう。前よりもおもしろく感じた。義満の金印から始まって、漢倭奴国王についての膨大な資料に翻弄された。やっぱり読んでいてワクワクさせられる。明石さんの新作は出ているのかな。新しい話を読みたい。2018/09/02
mitomezzi
0
Re:2022/03/08