出版社内容情報
歴史学習の最先端は「東大流」今こそ漫画で読みたい『日本の歴史』第12巻文庫版には
●12巻は冲方 丁氏(小説家)による解説を収録
●監修・山本博文教授による「はみだし講義」を各章末に収録
●「日本と世界の比較年表」を巻末に収録
山本 博文[ヤマモト ヒロフミ]
監修
内容説明
大政奉還後もなお力をもっていた旧幕府だったが、明治新政府が戊辰戦争で勝利したことで、新しい時代が始まった。新政府は、四民平等を宣言し、廃藩置県を行って藩を廃止した。そして武士の世の中は終わりを告げた。新政府は、不平等条約を改正するため欧米へ使節団を派遣するが、失敗に終わる。その間日本の留守政府は、朝鮮への使節派遣を決めるが、これをめぐり、政府は分裂の危機に直面する。
目次
第1章 戊辰戦争と明治維新
第2章 富国強兵への道
第3章 新政府の外交
第4章 西南戦争―維新の終わり
著者等紹介
山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年岡山県津山市生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。現在、東京大学史料編纂所教授。文学博士。92年『江戸お留守居役の日記』で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
本屋のカガヤの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
11
明治新政府にまつわる話だ。大政奉還後から大久保利通暗殺まで、主だった歴史の変遷が漫画で分かりやすく解説されているのがポイントで、取っ掛りを掴むのにちょうどよい本だ。小林書店で、購入。2019/01/10
卯月
5
表紙:片岡人生・近藤一馬、漫画:蔦森えん。三人座ってるだけなのに、この表紙カッコいいな! 単行本版のフルカラー絵より、渋くて好きだ。王政復古の大号令(1867)から戊辰戦争、明治維新(1868)、岩倉使節団(1871-73)、征韓論(1873)、西南戦争(1877)、大久保利通暗殺(1878)まで。これ1冊で11年とは思えない激動ぶり。大号令直後の諸外国への対応とか、慶喜有能だよね。前巻から3冊連続で伊藤博文が登場しているが(前巻は高杉晋作の通訳、本書は使節団)、ウチの娘に言ったら気付いていなかった……。2021/03/14
taktaktak
0
やはりこのあたりの時代背景を理解していなかった。英雄視されている歴史上の人物にも様々な見方があることを再認識した。近現代史を振り返るのは面白い。2021/06/10
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