出版社内容情報
歴史学習の最先端は「東大流」今こそまんがで読みたい『日本の歴史』第7巻東大の入試問題や近年の歴史教育の現場で、今最も重視されているのは「歴史の大きな流れをつかむ」こと。歴史の流れがおもしろいほどよく分かる最強歴史まんが! 第7巻は「室町時代中期?戦国時代」。
山本 博文[ヤマモト ヒロフミ]
監修
内容説明
室町幕府は守護の勢力を抑えようとするが、反発を受け、次第に弱体化する。有力守護家と将軍家それぞれの跡目争いに端を発した応仁の乱が起こると、全国の武士は東軍と西軍に分かれて争うようになる。京都は荒廃し、地方では下剋上の動きのなか、守護が没落して守護代や国人が権力を握り、戦国時代へと入っていく。本巻では、室町幕府が衰退し、戦国大名が誕生して戦いを繰り広げる時代を見ていく。
目次
第1章 弱まる室町幕府と応仁の乱
第2章 立ち上がる民衆と東山文化
第3章 戦国時代の武将たち
第4章 武田信玄と上杉謙信
著者等紹介
山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年岡山県津山市生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。現在、東京大学史料編纂所教授。文学博士。92年『江戸お留守居役の日記』で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。著書多数。NHK Eテレ「知恵泉」などテレビやラジオ番組などにも数多く出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
卯月
5
表紙:いのまたむつみ、漫画:藤森ゆゆ缶。1425年、5代将軍足利義量死去から、籤引き将軍6代義教の恐怖政治と暗殺(嘉吉の乱)。8代義政、応仁の乱(1467~77)と東山文化。応仁の乱の敵味方ワケわからなさ凄い(苦笑)。義政に頼まれて還俗した義視も義政の無責任の被害者ではあるので、9代(義政息子)死後の10代が義視の息子なのは、良かったような気が若干する。幕府ボロボロだけど。駿河の北条早雲、薩摩の島津貴久、安芸の毛利元就。甲斐の武田信玄vs越後の上杉謙信。1570頃まで扱うが、信長・秀吉・家康は恐らく次巻。2020/10/03
Book Lover Mr.Garakuta
5
とりあえず自分の好きな時代から購入したけど、意外な一面、何故戦国時代に突入したのかが簡単に解説されていてグッドですね。跡目争いで国政が乱れるのですね。将軍家の地位も地に落ちたものです。代表的な大名しか出てこないけど基本を押さえるのにはちょうどよいかもです。日本全国と言い出せばきりがないからね。巻末の年表もよいです。自分も、歴史に爪痕を残したいけど、人のためになることをしたいですね。そんな思いから精神ピアと読書やゲームの勉強をしています2018/12/10
みさ
3
戦国大名の登場。室町幕府第5代将軍足利義量が亡くなるころから豊臣秀吉が子供の頃くらいまでが描かれる。 政治家として残念な旦那さんのフォローしていくうちにどんどん強くなっていった日野富子には格好よさと残念さを感じる。でも、この時代はやっぱり武田信玄と上杉謙信!この2人やっぱり素敵すぎ。時代やそれぞれの立場から敵対する関係にはなっていたものの、それでもお互いに確固たる信頼がどこかにあるのはすべてを越えた男の友情といえるだろう。それぞれの伝記を読みたくなった。2019/08/21
考えない人
1
応仁の乱以後、室町幕府の権威は失墜。各地で下克上が相次ぎ、群雄割拠の戦国時代へ。大名たちが領土拡大を狙い合戦を繰り広げる。そのなかでも甲斐の武田信玄と越後の上杉謙信による「第四次川中島の戦い」は戦国時代のハイライトとも呼べる名勝負となった。2020/09/04
ohmi_jin
0
室町から戦国へ2020/08/02