角川文庫<br> 昨日の僕が僕を殺す―リュウグウノハナヨメ

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角川文庫
昨日の僕が僕を殺す―リュウグウノハナヨメ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041071199
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

舞台は小樽! 「櫻子さん」シリーズ著者のもう一つの人気作!北海道、小樽。
男子高校生のルカは、人間に紛れて暮らすあやかし達のパン屋さんに居候中。
自身でも霊やあやかしが視えるようになり、おっかなびっくりの毎日だ。
ある日、守り役で狗神憑きの青年・榊の姉が働く水族館へ遊びに行ったルカは、
彼女を粘着質に見つめる不穏な女に気付き……。
ほか、泣けてしょうがない、あるおばあちゃんとの物語や、
都市伝説「テケテケ」にまつわるお話も収録。

この巻から読んでも大丈夫! 面白さ絶対保証の第2弾!!

太田 紫織[オオタ シオリ]
著・文・その他

内容説明

北海道、小樽。男子高校生のルカは、人間に紛れて暮らすあやかし達が営むパン屋に居候中。自身でもあやかしや霊が視えるようになり、おっかなびっくりの毎日だ。ある日、守り役で狗神憑きの青年・榊の姉が働く水族館へ遊びに行ったルカは、彼女を粘着質に見つめる不穏な女に気付き…。ほか、泣けて仕方がない、あるおばあちゃんとの物語や、都市伝説「テケテケ」にまつわるお話も収録。満腹間違いなしのホラーミステリ第2弾!

著者等紹介

太田紫織[オオタシオリ]
北海道札幌市出身。小説投稿サイトE★エブリスタにて作品を発表し、高い筆力で人気となる。同年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」にて、E★エブリスタ電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞受賞(Eleanor.S名義)。他に、怪盗ロワイヤル小説大賞優秀賞、E★エブリスタ×『カルテット』小説コンテスト大賞を受賞するなど、各所でその実力を評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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寂しがり屋の狼さん

57
北海道の港町【小樽】が物語の舞台。あやかしと人間が共存する世界。著者が北海道出身なので街並みの描写が素敵で本を片手に散策してみたくなりました🐾おばけ→悪霊→怖いではないのですね(笑)身体を亡くしても想いを伝えようとする…伝えたいことは先延ばしにせず、ちゃんと言葉で伝えたいですね(*^.^*)読み終わってからシリーズ本だと気付いた。一巻も読まなきゃ(*ノω・*)テヘ2019/08/11

よっち

41
今回はルカが振り込め詐欺を阻止したおばあちゃんの心残り、榊の姉が働く水族館へ遊びに行った先で彼女を粘着質に見つめる不穏な女、都市伝説「テケテケ」に怯える同級生といった事件を仲間たちと解決してゆく第二弾で、突き放せず少しずつ受け入れつつある冥婚相手の千代子さんとの距離感が興味深いですが、一緒に事件を解決したあやかしの仲間たちとは何だかんだでいい関係を構築しつつありますね。事件の結末はどこか切なかったりもしますけど、状況を前向きに受け入れつつあるルカが今後どんな事件に巻き込まれるのか、続巻に期待ということで。2019/02/05

スズ

40
ルカの守り役である狗神の榊の姉・ちはやと出会い、彼女の勤め先である水族館を訪れたルカ。人ならざる者達が働く舞台裏に驚くルカだったが、突如『いかせない』という水の底から響くような声が聞こえたかと思うと、水槽内にいたちはやが溺れてしまって…。自分の殻に閉じこもりがちなルカが徐々に交友関係を広げていく様子が良く、渚さんの一見突き放すような態度の裏でルカの事を気に掛けている姿も良い感じ。時折出てくる食事の描写に食欲を刺激され、特にペトラさんのブリヌイが美味しそうで、私はフルーツを載せてスイーツ風で食べてみたい2019/10/05

ネムコ

40
琉架くんの受難は一段落。琉架が他の人のために事件に関わってゆくフェーズに移行し、前より面白くなってきた。相変わらず後ろ向きなところもあるけれど、琉架がいつか、生きていて良かったと思えるようになるといいな。2018/12/29

茉莉花

39
北海道、小樽。高校生のルカは、人間に紛れて暮らすあやかし達が営むパン屋に居候中。ある日、守り役で狗神憑きの青年・榊の姉が働く水族館へ遊びに行ったルカは、彼女を粘着質に見つめる不穏な女に気付き…。2021/02/16

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