出版社内容情報
「傭兵代理店」と並ぶ国際謀略シリーズ第四弾!情報局の依頼を受け、ヴェネチアで開かれる五カ国の情報機関の会合に潜入した、“冷たい狂犬”影山夏樹。諜報戦に挑んだ彼の運命は? スケールアップした国際謀略アクション、シリーズ第4弾!
渡辺 裕之[ワタナベ ヒロユキ]
著・文・その他
内容説明
ヴェネチアの仮面舞踏会の渦中、米国を除く主要5カ国で秘密会議が開かれた。情報局の依頼を受け会議に潜入した、元公安調査官でフリーエージェントの影山夏樹。だが会合の最中、何者かに催涙ガスをまかれ、要人が殺害された。新たな依頼を受け、接触してきたCIAの女性諜報員と共に、犯人の行方を追う夏樹。だがその犯人は、最強の殺人者だった…。“冷たい狂犬”に魔手が迫る!スケールアップの国際謀略アクション第4弾。
著者等紹介
渡辺裕之[ワタナベヒロユキ]
1957年生まれ。2007年、『傭兵代理店』で鮮烈デビューを飾り、同シリーズ(祥伝社文庫)は新しいアクション小説として人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
101
シリーズ4作目で、最近のアメリカの大統領などの独走振りを揶揄している感じがしました。今回は、イタリアのベネツィアでの会議で始まりそこで何者かによって会議メンバーが殺されます。主人公がその相手を見つけ出すべく、いつものように美女と各国を飛び回ります。相手が今回はかなり強く最後はお決まりの決着なのですがまだまだ続くのでしょうね。2019/02/26
future4227
47
シリーズ4作目。いつもは主人公が強すぎて物足りない感じがするのだけど、今回はかなりの強敵。CIAの諜報員が次々と血祭りにあげられていく。さすがの影山夏樹も無傷というわけにはいかない。イタリア、トルコ、フランス、ベルギーを舞台に暗殺者との攻防。前回、お近づきになった美人諜報員エマとの再会。今度こそホントに絶体絶命のピンチ!このエマさん、毎度お気の毒としか言いようがない。ところで、ベルギーには小便小僧だけでなく小便少女像もあるらしい。そういう観光スポットを挟んでくるあたりが、いつもながら楽しみ。2018/08/11
ナミのママ
35
冷たい狂犬シリーズ4作目。今回の舞台はヴェネチアから始まる。前作よりスケールが大きくなった感じ。トランプ大統領がらみでアメリカを外した五カ国会議に潜り込んだ影山。その会議で殺人が起こる。あとはもうお決まりの美女とバディを組み、あちこちで美酒に美食。爆弾炸裂、毒殺あり、相変わらず浮世離れしたヒーローっぷりが楽しい。2021/01/30
み
28
う~ん、今作は…。女子に甘すぎだわ。某国の大統領さん、ずいぶんな描かれ方でしたね(-_-;)この作家さんの、3つのシリーズを読んでますが、夏樹さんには惚れないなぁ。2019/09/04
おしょも
4
スーパーマンのような主人公の活躍。同じパターンだけど、やっぱり面白い。2019/03/10
-
- 電子書籍
- 未来の再建 ──暮らし・仕事・社会保障…
-
- 電子書籍
- 親が死ぬまでにしたい 55のこと ~ポ…