出版社内容情報
懐しの名画ミステリー第四弾!ラブホテルで起こった殺人事件の被害者は、警察署長の息子! しかも容疑者は名門女子高生だった。しかも事件の捜査にあたった刑事のもとに、「事件から手をひけ」という脅迫状や爆発物が届けられて……。
赤川 次郎[アカガワ ジロウ]
著・文・その他
内容説明
人気ラブホテルの一室で、殺人事件が起きた。「私、今、人を殺したんです」と名乗り出たのは、なんと名門女子校に通う高校生。しかし、手にはべったりと血が付いていたが、凶器が見つからない。さらに、捜査にあたった三河刑事のもとに、「事件から手を引け」という脅迫状や爆発物が届けられた。事件解決の鍵を握るのは、被害者と高校生の接点だったが―。殺人から読み解かれる事件の真相とは…!?ミステリー短編4編。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。76年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞、16年、『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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coco夏ko10角
21
懐かしの名画ミステリー第4弾、4話のお話収録の短編集。スイミンググラブに遅い時間にやって来るようになった老人『泳ぐひと』ミステリー?サスペンス?どうなっていくかとこれが面白かった。 明日なき十代/泳ぐひと/たそがれの維納/愛情の瞬間2023/03/10
Mai🌻
6
不思議な短編集だった。「泳ぐ人」は一体何者だったんだろう。最後のお話が好きだった。このシリーズは海外の昔の映画がベースになっているそうだ。昔の映画をベースにしても、全く違うお話と舞台にできる赤川次郎さんの想像力に拍手したい。2023/08/06
0329 g
2
短編集、ウィーン2022/01/02
ゆかり
2
1話目のみ読了。登場する女がすべて気に入らない。2018/10/17