出版社内容情報
宗教にハマった母親と巻き込まれた一家を描いたハチャメチャエッセイ!ウチのママ、知らない間に洗脳されちゃってる!?教祖様のDVDに涙し、謎の合宿に連れて行かれ…信仰をやめる気はないママと一緒に暮らすって大変!純粋が故に宗教にハマるママと一家を描いた宗教ギャグエッセイ!
しまだ[シマダ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
23
コミックエッセイ。ここまではまると家庭崩壊しても不思議でもなんでもない。生活費や家族にさく時間を全部教祖様につぎ込まれたら、共同体として成り立たない。でも、先日ミサのなかで、『はっきり言っておく。この貧しいやもめは、賽銭箱に入れている人の中で、だれよりもたくさん入れた。皆は有り余る中から入れたが、この人は、乏しい中から自分の持っている物をすべて、生活費を全部入れたからである。』を取り上げられたことを考えると、解釈の違いがこの結果なのかなとも思う。ある意味、ママは幸せだろうけれど。2018/11/11
たいがー
7
おもしろおかしく、そして何の宗教かぼやかすために色々な宗教や創作を織り交ぜて作っているようで、あまり作者さんに当事者意識がなく傍観しながらといった感じなのかな?と思っていましたが、最後の最後、とっても怖かったです。納得しました。 2019/12/03
さめ
7
作者さんは強くて優しくて・・・。ママのぶっとび加減をコメディタッチで描いていて笑えるのだけど、それは作者さんの上手さなのだなぁと。こうしてアウトプットできるまで色々あったのだと思う。決して「宗教」のせいとは言わず、あくまで本人の問題と言い切っているところが素晴らしいです。純粋というのは、美しいとともに危険なことですよね。WEB上で読んでいた人も、書下ろしを含めて全て読んでみて欲しい。おすすめです。2018/05/10
ナナシ
7
ツイッターで。家族が宗教にハマった経緯や状況を、こんなにざっくりコミカルに纏めるのは凄いなーと笑いながら見ていたのだけれど、最後の「ママはとっても幸せよ?」でゾッとした。そして今回新刊が出て、書き下ろしを読み、「母」と「ママ」が別人であることを知った。この書き下ろしを読んで良かったと思う。この作者さんの描き方がとても凄いし、それでも「お母さん」(母もママも選べなかった)への愛したいという気持ちも感じた。2018/04/12
とし
6
笑いながら笑いごっちゃねえを突っ込みつつ驚愕のラスト。マンガは日本のカルチャーになったなといろんな意味で感動しました。2018/04/25