角川文庫
プロジェクト・マイゴ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041069103
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ボストンを壊滅させた巨大生物ネメシスが海に姿を消して1年。国土安全保障省の捜査官ハドソンに、日常が戻ってきた。だがネメシスらしき巨大生物が香港に出現した矢先、世界の複数箇所で怪獣が出現する!いったいなぜ?半獣半人と化した将軍の歪んだ企みを知ったハドソンは、全力で阻止すべくネメシスに携わった人々の力を借りて動き出す―。日本が生み出した“怪獣”をこよなく愛する著者が放つ、渾身の怪獣小説第2弾。

著者等紹介

ロビンソン,ジェレミー[ロビンソン,ジェレミー] [Robinson,Jeremy]
1974年アメリカのマサチューセッツ州生まれ。美術学校卒業後コミック業界に入り、その後、働きつつ脚本や小説を執筆。2005年に自費出版した作品で認められ、小説家デビュー。09年から専業作家となる。ジェレミー・ビショップ、ジェレミア・ナイトという別名義も持つ。ニューハンプシャー州在住

桑田健[クワタタケシ]
1965年生まれ。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bugsy Malone

80
怪獣ネメシスシリーズ第2弾、怪獣やSFオタクだという作者が思う存分書いた、ということがユーモアを交えた主人公の語りからガンガンと伝わって来る。怪獣の登場も早く、その数もそれぞれのイラストも楽しい。そしてまだまだ続くとあれば否応無しに期待は高まり面白さも増す。アメリカ的なエンターテインメント感を色濃く感じるシリーズでは有るけれど、ハードルが高くなり近年少なくなってしまった日本怪獣小説の刺激となってくれれば、などと偉そうに思ってしまった次第です。2020/02/15

sin

68
怪獣はやっぱり怪獣と闘わなくては…を満足させてくれた本作ですが、所々で怪獣臭より男臭さの際立つハリウッド映画風のお約束はお国柄といったところか?少年時代の体験に依るマイゴとの絆と主人公の特権(笑)で生き延びるコリンズにあの『怪物島』のキャラクター達も手を差し伸べる。ネメシスの前に現れる挑戦怪獣達!はしゃぐ遠藤、落ち込むコリンズ、怪獣タッグマッチも見所でワシントンDCを灰塵と化しながらバトルする!人類に殲滅の裁きをもたらすネメシスから最後に予想外の贈り物を得て物語はその幕を閉じる。2022/04/20

Panzer Leader

52
昔、夏休みや冬休みに上映していた東宝怪獣祭りの映画を懐かしく思い出す様な話の筋。敵方の怪獣も5体も登場する大サービスだけど、やっぱり馴染みがないからちょいと印象薄し。でもまだお話は続いていくようで期待感は高まる。2019/12/02

あっちゃん

25
プロジェクトネメシスからかなり間を空けてしまったのでちょっと失敗(笑)前作も怪獣愛はあった気もするけど今回は怪獣愛のみのような内容( ̄▽ ̄)2023/06/24

しましまこ

24
怪獣VS怪獣。アレもコレも壊しまくり大暴れ、ハドソンさんも結構やりたい放題、そんなコトまで!楽しい~。遠藤くんもまあ可愛くなっちゃって、とグフグフ笑いながら一気読み。リリーちゃんが気になるので前作「怪物島」にGO。2019/05/15

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