予言の島

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041067697
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

【初読はミステリ、二度目はホラー。この謎に、あなたもきっと囚われる。】

「わたしは死ぬよ。言葉で。呪いで」
瀬戸内海に浮かぶ霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が生涯最後の予言を遺した場所だ。彼女の死から二十年後、《霊魂六つが冥府へ堕つる》という――。
天宮淳は幼馴染たちと興味本位から島へ向かうが、宿泊予定の旅館は、怨霊が下りてくるという意味不明な理由でキャンセルされていた。
そして翌朝、幼馴染みのひとりが遺体となって発見される。しかし、これは予言に基づく悲劇のはじまりに過ぎなかった。
不思議な風習、怨霊の言い伝え、「偶然」現れた霊能者の孫娘。祖母の死の真相を突き止めに来たという、彼女の本当の目的とは……。
あなたは、真実に気づくことができるか――。島の秘密が暴かれたとき、惨劇の幕が開く。

内容説明

瀬戸内海に浮かぶ霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が生涯最後の予言を遺した場所だ。彼女の死から二十年後、“霊魂六つが冥府へ堕つる”という―。天宮淳は幼馴染たちと興味本位から島へ向かうが、宿泊予定の旅館は、怨霊が下りてくるという意味不明な理由でキャンセルされていた。そして翌朝、幼馴染のひとりが遺体となって発見される。しかし、これは予言に基づく悲劇のはじまりに過ぎなかった。不思議な風習、怨霊の言い伝え、「偶然」現れた霊能者の孫娘。祖母の死の真相を突き止めに来たという彼女の本当の目的とは…。あなたは、真実に気づくことができるか―。比嘉姉妹シリーズ著者初の長編ミステリ。

著者等紹介

澤村伊智[サワムライチ]
1979年生まれ、大阪府出身。2015年、『ぼぎわんが、来る』(受賞時のタイトル「ぼぎわん」)で第22回日本ホラー小説大賞・大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

839
読書メーターで見かけ、評判良いようなので購入。予言や島の因習など、作中でも言及あるように、横溝/三津田系譜の世界観を構築しておきながら、そこにパワハラや共依存の親子といった、極めて現代的なギミックを混ぜこんでいる。ともすると、中途半端な出来になりかねないものが、この作品においては全てに意味がある。雰囲気の演出まで含めて、レッドへリングとして機能し、ラストの驚きを高めてくれる。読了後に、前半だけパラパラっと読み直してみた。たしかに色々な工夫やヒントが散りばめられており、二度読みが楽しめそう。2019/04/17

starbro

613
澤村 伊智は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。著者版『獄門島』のオマージュ+『ラプラスの魔女』、それなりに楽しめますが、そう簡単に大横溝 正史の名作『獄門島』を超えられません。2019/07/10

ごみごみ

401
いまなお語り継がれる亡き霊能者の謎めいた予言。閉ざされた島で次々と起こる予言の記述と符合する出来事。現代の倫理観では受け入れられない因習に縛られた島民たち。「怨霊」の謎が解き明かされたところまではミステリーだった。でも「呪縛」はそれだけではなかった。えぇーーっ!読み返すと確かにゾクッと。初読みの作家さんだから読みづらいのか?くらいに思ってたけど…「二度目はホラー」なるほど~そういうことか!2019/04/14

しんたろー

337
新作は現代版『獄門島』とでも言うべき、禍々しい雰囲気のミステリ…霊能者の詩になぞらえ「6人死ぬ」という予言通りに閉じ込められた島で連続殺人が…丁寧に張られた伏線がフェアで好感が持てるし、澤村さんのホラー作でもテーマになっている「人が一番怖い」というのも効いている。ただ『ぼぎわん』『ずうのめ』のような優れたホラーを期待する読者としては、物足りなさも感じてしまう。霊能者や作家の実名が会話に飛び交うのは懐かしいし、小説ならではのドンデン返しも良かったので、ホラーを主体にしつつ、ミステリへの挑戦も頑張って欲しい。2019/05/20

nobby

319
うむむ、所々に抱いていた違和感の正体を理解すると、確かにゾワッと身震い止まらず…正直、どういうこと!?と頭の整理するまで時間かかったけど(笑)かつて一斉を風靡した霊能者が遺した最期の予言の内容は「彼の島で一日に6人死ぬ」。閉鎖的な島民達からの視線、語り継がれる怨霊や風習にワクワクしている所へ、大雨降って見事にクローズドサークル成立!それほど複雑でなく真相追いながらも、見立てや伏線いっぱいなミステリを思わず一気読み♪読み終わってみれば、序盤から語られていた様々な背景が“呪い”という要素に集約するのはお見事!2019/04/29

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