出版社内容情報
200キロ近い覚醒剤を、仲卸としてさばいた元暴力団組長による手記。前科十二犯、服役累計三十年。西成を拠点に「シャブ極道」として知られた元組長は、なぜ薬物の更正支援活動を始めたのか。売人、使用者としてつぶさに見てきた覚せい剤の恐怖。溝口敦氏による序文・対談収録。
木佐貫 真照[キサヌキ マサアキ]
著・文・その他
溝口 敦[ミゾグチ アツシ]
著・文・その他
内容説明
前科十二犯、服役三十年、さばいた物量200キロ。
目次
序章 ムシがわく
第1章 覚せい剤による悲劇
第2章 とある小売人の更生
第3章 シャブ中毒からの再生
第4章 シャブ屋前夜
第5章 密売四十年
第6章 人生最悪の事故
第7章 悪は善に変われるか
終章 シャブ屋の懴悔
付録 前科者の決意(野本利幸)
対談 更生支援と日本達磨塾(木佐貫真照×溝口敦)
著者等紹介
木佐貫真照[キサヌキマサアキ]
日本達磨塾代表、元暴力団組長。1946年8月、鹿児島市桜島生まれ。18歳の時に鹿児島で暴力団組織の構成員に。その後大阪に出て関西護国団・谷田哲雄氏の舎弟となり、覚せい剤密売を始める。以後40年あまりで200キロ近い量の覚せい剤をさばき「シャブ極道」として名を馳せる。五代目山口組系山健組内太田興業・太田守正氏の舎弟となり、大阪市浪速区大国町に「木佐貫総業」を設立。前科12犯、服役年数累計30年。現在は贖罪の意味を込めて、覚せい剤に関する講演・執筆活動を行うとともに、覚せい剤依存症者更生支援団体「日本達磨塾」を設立し活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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