角川文庫<br> 火の鳥〈10〉太陽編〈上〉

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角川文庫
火の鳥〈10〉太陽編〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041066393
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

漫画の神様・手塚治虫が遺した不滅のライフワーク。充実の新装版第10巻!狼の皮をかぶせられた少年
「光」と「影」に別れた未来都市

【太陽編】(上)
百済国王の一族であるハリマは、唐との戦いに敗れ、顔の皮膚を剥がされ狼の顔を被せられて野に放たれる。
医者であるオババに助けられ、命からがらたどりついた倭国で狗族(くぞく)と出会う。
彼らは産土神として長く人間を守護してきたが、渡来した仏教による迫害が始まっていた。
時々見る悪夢が気にかかっているハリマ。
夢で自分は地下組織の殺し屋の少年で……。

白村江(はくすきのえ)の戦いから幕を開ける、手塚が最後に著した『火の鳥』である「太陽編」上巻。解題充実の新装版。


解説 関川夏央
新装版豪華企画:描き下ろしトリビュート・コミック 岡野玲子

手塚 治虫[テヅカ オサム]
著・文・その他

内容説明

戦いに敗れた百済王一族のハリマは、顔の皮膚を剥がされ狼の皮を被せられた。医者のオババと命からがら辿りついた倭国で狗族と出会う。彼らは産土神として長く人間を守護してきたが、渡来した仏教による迫害が始まっていた。時々見る悪夢が気にかかるハリマ。夢で自分は地下組織の殺し屋の少年で…。白村江の戦いから幕を開ける、手塚が最後に著した『火の鳥』の太陽編開幕。解題充実の新装版。

著者等紹介

手塚治虫[テズカオサム]
1928年、大阪府生まれ、兵庫県宝塚市で育つ。大阪大学医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。勲三等瑞宝章受勲。漫画の神様と呼ばれ、現代の漫画文化を築き上げた人物。代表作に『鉄腕アトム』や『ブラック・ジャック』(75年第4回日本漫画家協会賞特別優秀賞)、『陽だまりの樹』(84年第29回小学館漫画賞)、『アドルフに告ぐ』(86年第10回講談社漫画賞)など多数。宝塚市には手塚治虫記念館がある。89年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星野流人

32
顔の皮を剥がれ、代わりに狼の顔を被せられた男、クチイヌが主人公。いきなりとんでもない展開から始まって驚きました。百済から倭国に渡り、世は天智天皇の治める飛鳥時代。仏教と対立する産土の神々であったり、大海人皇子との出会いであったり、次巻以降に広がっていきそうな要素もたくさんあり、続きが楽しみです。今のところ、クチイヌが時折夢に見る光景の意味がまったく読み取れず、そこがどう関わってくるのかにも期待したい。百済から共に過ごしている仙人のオババ、口は悪いけどしぶとく生きていて、見ていて楽しいキャラクターでした2025/03/14

活字スキー

25
この太陽編はまったくの初読なんだけど、遥かな古代から未来までを行きつ戻りつしながら紡がれてきた壮大無比なシリーズの、実質的な最終章と言ってよいのかな?日本史の授業でなんとなく聞き覚えのある白村江の戦いから幕を開けるが、巻頭カラーで死屍累々の戦場に切り落とされた首が500も並ぶロケットスタートぶりが半端ねえっす。そして捕らえられた百済の若者が生きたまま顔の皮を剥がれ狼の顔を被せられて文字通りの狼人間にされてしまうとか、並みのメンタルでは物語についていけない。 2019/06/03

阿部義彦

17
太陽編は初めて読みます。初出は角川の文芸誌「野性時代」でしたか。野性時代は縁が無かった雑誌でしたね。でも読ませますねー。狼の顔の皮を被った人間、そして狗族という設定が生きています。手塚治虫さんは変身譚がすごく多いですよね。リボンの騎士からしてそうですし、不思議なメルモもあるし、私も読み進んでいて、狼や犬からの連想で、バンパイヤやきりひと賛歌(モンモウ病)などを思い出してしまいました。この後中下とまだまだ続くので楽しみにしています。今回のトリビュートコミックは岡野玲子さんでした。2018/11/03

gtn

15
神か仏かどちらが正しいかということが主題ではない。作者が言いたかったのは、信教の自由。その自由が失われると、憎しみ合い、殺し合いが始まる。信仰とは、人間のためにあるはずなのに。2023/12/05

kamome46

13
久々の火の鳥シリーズ。第10巻。テーマは宗教の対立。壬申の乱を織り交ぜて作られたストーリー?歴史は苦手なのでよくわからない。大陸から仏教が渡ってくる。それを阻止しようとする倭国の民との攻防。仏教が異教のものとして排除する、という発想が自分にはなかった。解説で、関川夏央さんが、手塚作品における女性の印象についてふれており、手塚作品に出てくる女性はなんとなく陶器でつくったような印象で三島由紀夫のそれと似ているという。女性への憧憬と平行して、作者の中に女性への恐怖が底流しているとのこと。なんとなく、納得した。2022/08/21

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