角川文庫<br> 火の鳥〈8〉乱世編〈下〉

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角川文庫
火の鳥〈8〉乱世編〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041066379
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

天才手塚治虫が遺した不滅のライフワーク。平清盛亡き後、木曾義仲、源頼朝、義経が台頭し、群雄割拠の時代に突入。共に愛を誓ったおぶうと弁太だったが、おぶうは平家一門と共に、弁太は義経の傭兵として生きることとなり、引き裂かれてしまう。庶民たちの死を犠牲に野望を拡げる武将は、永遠の生命を授かるという“火焔鳥”の生き血を求める。裏切りが繰り返される戦いの行方は――。『マンガ少年』版のオリジナル絵による新装版。
解説 眉村卓
新装版豪華企画:描き下ろしトリビュート・コミック おかざき真里

手塚 治虫[テヅカ オサム]
著・文・その他

内容説明

平清盛亡き後、木曾義仲、源頼朝、義経が台頭し、群雄割拠の時代に突入。共に愛を誓ったおぶうと弁太だったが、おぶうは平家一門と共に、弁太は義経の傭兵として生きることとなり、引き裂かれてしまう。庶民たちの死を犠牲に野望を拡げる武将は、永遠の生命を授かるという“火焔鳥”の生き血を求める。裏切りが繰り返される戦いの行方は―。『マンガ少年』版のオリジナル絵による新装版。手塚自身が最後に手を入れたファイナル・エディション。描き下ろしトリビュート・コミック、おかざき真里。

著者等紹介

手塚治虫[テズカオサム]
1928年、大阪府生まれ、兵庫県宝塚市で育つ。大阪大学医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。勲三等瑞宝章受勲。漫画の神様と呼ばれ、現代の漫画文化を築き上げた人物。代表作に『鉄腕アトム』や『ブラック・ジャック』(75年第4回日本漫画家協会賞特別優秀賞)、『陽だまりの樹』(84年第29回小学館漫画賞)、『アドルフに告ぐ』(86年第10回講談社漫画賞)など多数。宝塚市には手塚治虫記念館がある。89年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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星野流人

36
清盛亡き後、本格的に戦にのめり込んでいく義経と、流されるがままに武士として戦場を右往左往する弁太。平穏に暮らしたいと願いながら鎧を脱ぐことを許されず、わずかながらに手に入れることができた幸せも次々手から零れ落ちる哀しさよ……。なんでこんな目に遭わないといけないんだと思いつつ、避けられない時流というもことなのでしょうか。弁太のヒノエの行方については明確にされていないものの、ここまで悪意に翻弄され続けた弁太たちが逃げ延びることができたかどうかは……あまり楽観的な未来は望めない気がしてしまいますね……2024/11/24

活字スキー

28
【オイラァおめえをたたッ斬って、ブッちぎって、ふんづけて小便かけて、こやしにしてやりてえ!!】シリーズ8巻、手塚治虫の平家物語・後編。清盛の死を受け、ついに動き出した源氏勢。木曽義仲の軍勢が都を蹂躙するが、その天下は儚く、同族であるはずの義経に呆気なく都を追われ、無惨な最期を遂げる。武士の時代。血で血を洗う暴力の時代。力無きものは情け容赦なく斬られ踏み潰され焼き払われてゆく。合戦そのものより、その前後や周辺で吹き荒れる不条理の暴風のすさまじさ。人間ってバカだと思わない?2019/03/31

紅香

24
清盛が死に、義仲が死に。平家が滅び、義経が死ぬ。。政権を巡って、意地を張って、それが何だというのかと苦々しい思いが浮上する。『じゃあなんでいくさがあるだ。いくさなんて勝手にサムライがつくったものでないの』『平氏を滅ぼすためだ。滅ぼさなければ おれたちの時代はこない』『ほれ見ろ、サムライが自分の都合のために決めたこった』冷酷非常な義経が描かれたりと大河ドラマを彷彿とさせるキャラクターと内容だった。火の鳥は目を瞑っていたい人間の滑稽さを時を超えざまざまと見せつけさせ、内省させられる。2022/06/09

阿部義彦

23
マンガ少年にて私の高校時代に連載されていたのでリアルタイムでは部分部分は読んでたような記憶はありましたが、こうしてまとめて読んだのは初めてかも。牛若丸と弁慶を横糸に、源氏と平家の争いを縦糸に素材として全く独創的に料理して、そしてそこに家族の絆やロマンスまで絡ませて愛憎劇に仕立てて、最後には輪廻転生の無常観まで盛り込み、壮大なスケールの物語にしていてとても人間業とは思えませんでした。巻末で日本のアニメはドラマ重視で実験性が無いと嘆いてますが、そのドラマ作りの張本人が手塚さんでは?なんて思いました。悶絶もの!2018/10/07

gtn

19
義経を徹底的なヒールに、弁慶を徹底的なヒューマニストに仕立て上げた本編。胸がすく。史実は、兄頼朝に討たれた義経。実際、著者が描くとおりの人物だったかもしれない。民を顧みないスタンドプレーは要らない。2023/11/25

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