女ですもの泣きはしない

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女ですもの泣きはしない

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041066294
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

これまで語られなかった個人的な思い出も赤裸々に明かした、著者初の自伝!日本の洋楽界をリードする本質をついた評論、心を揺さぶられる切ない作詞。その裏側にはいつも身を切る恋があった――。

許嫁がいながら落ちた本気の恋、成功を助けてくれた男たち、結婚、出産、離婚――。音楽業界の第一線を駆け抜けてきた著者の波瀾万丈の人生を、大好評を博した日本経済新聞、「私の履歴書」に大幅加筆して著した初めての自伝。
「六本木心中」「恋におちて-Fall in love-」「ランナウェイ」などを生み出した半生を、すべて告白!

【もくじ】
第1章 生まれ育った目黒の家
第2章 恋
第3章 変わる風景
第4章 華やかな舞台
第5章 再び音楽業界へ
第6章 不気味な赤い月
終 章 「きずな」

湯川 れい子[ユカワ レイコ]
著・文・その他

内容説明

日本の洋楽界をリードする本質をついた評論、心を揺さぶられる切ない作詞。その裏側にはいつも、身を切る恋があった。「六本木心中」「恋におちて」「ランナウェイ」を生み出した半生をすべて告白!

目次

第1章 生まれ育った目黒の家
第2章 恋
第3章 変わる風景
第4章 華やかな舞台
第5章 再び音楽業界へ
第6章 不気味な赤い月
終章 「きずな」
特別収録 「私のベスト20」

著者等紹介

湯川れい子[ユカワレイコ]
1936年、東京都生まれ。音楽評論家、ラジオDJ、作詞家、元日本作詩家協会会長、日本音楽療法学会理事。1960年、ジャズ専門誌「スイングジャーナル」でジャズ評論家としてデビュー。洋楽評論のパイオニアとして第一線を走りつづける。評論活動の傍ら、「全米トップ40」をはじめとするラジオDJや、作詞家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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阿部義彦

26
ジャズ評論、スイングジャーナル、DJ、作詞家、ロックの伝道師、などなど様々な肩書きをもつ湯川れい子さんの半生を本人が綴ります。もともとは去年日本経済新聞の9月に1ヶ月に渡って書かれた名物企画「私の履歴書」←(これに載れば文化人としての上がりである!という御仁多いです。)を元にして更に言えなかった新事実も加えて書籍化したそうです。二度の結婚と離婚、戦争の陰を引きづる幼い時代、兄弟のこと、初めて本気になった恋人、父、長兄の死、病気のこと、何よりも二度目の結婚相手が婚外で双子をもうけてからの修羅場が!女は強い。2018/11/17

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

12
音楽評論家ってのはなんでDJをするのだ?と不思議だったけど、「評論家」の真の仕事はいかす音の紹介なのだなあ。音を紹介するためにレコードを回す。喋りの技術はもちろん最初からあったわけではなく、場数を重ねることで磨かれていったものなのだろう。作中著者の自己紹介に「私はミュージッククリティックです」とあり、やっぱcriticというかjudge感は必要なのか、愛だけではダメなのか。音を言葉にするのは確かに難しい作業、上滑りでなく血肉感のある言葉にするにはやはり愛は必要だろう。自分を支えてくれた音楽への愛を言葉→2019/07/23

Shimaneko

12
かつて毎週末の全米TOP40が最速・最新の洋楽情報ソースだった時代を通り過ぎてきた世代にとっては超特別な存在の彼女。なんと80歳を超えたそうで(遠い目)うちの母とほぼ同世代だったのかと今さらびっくり。当時の洋楽事情に関する記述は思ったより少なめで、裕福な実家の人脈や時代的な幸運+天賦の才に恵まれながらも、当事者の大半が故人となった今だからこそ書けたと思われる波瀾万丈な私生活が生々しい自叙伝。2019/01/15

小野島 大

5
女性音楽評論家の先達の自伝。評伝「音楽に恋をして」と比べ音楽ネタは少なく、プライベートな記述が多くなっている。湯川が60年代末に音楽業界を一時引退したときのいきさつにはどうも釈然としないものを感じるが、それはそれとして、女性の音楽評論家という道なき道を切り開いたエネルギーとバイタリティには脱帽。 ちなみに私が湯川さんの文章でもっとも衝撃を受けたのは、73年のエッセイ「毛穴で音楽を聴いてきた女の私」と、エルヴィス・プレスリーの追悼文「エルヴィスへの挽歌」の2本で、共に「湯川れい子のロック50年」所収。 2019/01/16

azuno

3
日経の「私の履歴書」で連載していた時、同じ最終面に掲載の新聞小説が林真理子さんの「愉楽にて」でこの時期、日経自身ぶっ飛んでいた印象が強い。とにかく凄い話と言うか自伝である。来日時のビートルズへの面談のエピソードを思い出してあらためて手に取った次第である。2020/08/12

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