出版社内容情報
女性弁護士が二転三転する事件に奔走。どんでん返しの傑作本格ミステリ。20年ぶりに会う大学の先輩である辻堂から、妻が離婚に応じないと相談された弁護士の横手皐月。辻堂は愛人のマンションに転がりこみ、ヒモ同然の暮らしをしていた。妻の弁護士からは、愛人が妻に嫌がらせをしてきたとの連絡が。愛人からは妻から損害賠償請求が来たため、正式に横手に弁護依頼をしてきた。ところが、裁判の直前に依頼人である愛人が失踪。さらに妻が弁護士会館で何者かに殺されてしまう。辻堂と妻と愛人の三角関係。二転三転する事件。弱った横手は友人である弁護士・睦木怜に相談する。果たして彼女は真相にたどり着けるのか。
元弁護士の著者だからこそ描ける弁護士業界の奥の奥。読者の予想を裏切り続ける作家・深木章子の最高傑作がついに文庫化。推理作家協会賞候補作、傑作本格ミステリ。
深木 章子[ミキ アキコ]
著・文・その他
内容説明
20年ぶりに会う大学の先輩の辻堂から、妻が離婚に応じないと相談された弁護士の横手皐月。辻堂は愛人のマンションでヒモ同然の暮らしをしていた。妻の弁護士は、愛人に損害賠償請求をしたため、愛人は横手に弁護依頼をしたのだが、裁判の直前に依頼者である愛人が失踪。さらに妻は弁護士会館で何者かに殺害されてしまう。横手は友人の弁護士・睦木怜に相談し…。元弁護士が描く、弁護士業界の奥の奥。最高傑作本格ミステリ。
著者等紹介
深木章子[ミキアキコ]
1947年東京都出身。東京大学法学部卒。元弁護士。60歳を機に執筆活動を開始、2010年に『鬼畜の家』で島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞。『衣更月家の一族』『螺旋の底』がそれぞれ第13回・第14回本格ミステリ大賞(小説部門)候補、『ミネルヴァの報復』が第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編部門)候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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