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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041066034
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



黒川 博行[クロカワ ヒロユキ]
著・文・その他

内容説明

大阪・阿波座の清友会病院で死体となって発見された水谷勝次は、右耳を切り取られ、耳穴には別人の小指が差し込まれていた。続いて発見された死体は舌を切り取られ、水谷の耳を咥えていた。異常な連続猟奇殺人犯の狙いは何なのか。大阪府警捜査一課海部班の刑事・久松は、後輩の曾根と事件を追う。犯人側と捜査側の2視点から炙り出されていく驚きの全貌とは。初期作品の中でも異彩を放つ、濃厚な犯罪小説。

著者等紹介

黒川博行[クロカワヒロユキ]
1949年3月4日愛媛県生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。大阪府立高校の美術教師を経て、83年、『二度のお別れ』が第1回サントリーミステリー大賞佳作。86年、『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞を受賞。96年、『カウント・プラン』で第49回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2014年、『破門』で第151回直木三十五賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

散文の詞

129
猟奇的な殺人から始まるこの話。 なにしろ、被害者は、耳を切り取られ、さらに別人の小指を耳の穴に差されていたのだから。 ただ、そのタイミングで血についてあまり触れらていなかったのが残念。 三人称で書かれているので、かなり早い段階で、真相に気がつくとはできるかもしれないので、推理小説としてとらえるよりも、エンターティメントものとして読むのがいいのかもしれない。 まあ、最終的には、小指の秘密も明かされスッキリするのでその点はよかった。 2020/06/22

まさきち

68
場面が今と過去を代わる代わる描かれていて少々混乱し、やや読みづらい印象。また切断に絡めた猟奇的な犯罪とその謎解きを期待していたが、そこまでのものではなく少々期待外れ。2020/09/08

タイ子

59
黒川さんの初期作品の新装版。最初から怪しい雰囲気で始まり、いきなりの殺戮シーン。うわっ!と思うのは時期尚早でして、ここからこの作品の面白さが味わえる。過去と現在を同時に語る構成になっているので、途中でン?て思う個所もあったりでストーリーにも犯人にも翻弄されながら読むことに。それだけに、犯人の動機、意図が見え隠れしながら、捜査側の状況も展開していくので面白い。ラストが単行本と文庫本では違うらしいのでそれも気になりつつの読了です。2018/11/15

mr.lupin

55
黒川さんの初期の頃の時代を思わず感じるような作品だった。小指、耳、舌を切り取られると言う猟奇的連続殺人事件。犯人の狙いは何なのか? 大阪府警の刑事の久松は後輩の曾根と犯人を追う。テンポも良く読みやすかったが、登場人物が多くまたその関係もしっかり把握できないまま読了。黒川さんと言うともっと極悪人がでてきて、大阪弁で捲し立てるイメージがあるけどこの作品ほちょっと固かった感じ。またラストもちょっと肩透かしを食らった感じだった。☆☆★★★2020/10/26

鍵ちゃん

48
大阪・阿波座の青友会病院で死体となって発見された水谷勝次は、右耳を切り取られ、耳穴には別人の小指が差し込まれていた。続いて発見された死体は舌を切り取られ、水谷の耳を咥えていた。異常な連続猟奇殺人犯の狙いは何なのか。大阪府警捜査一課海部班の刑事・久松は、後輩の曾根と事件を追う。犯人側と捜査側の2点から炙り出されていく驚きの全貌とは。このシリーズにしては、大阪らしくなく、スマートな感じがした。そして、話があっちにこっちにと飛んでいて分かりづらい所があるが、それらが後半にもしかしてと結びついていく様がいいな。2024/11/08

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