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出版社内容情報
霜月セイ[シモツキセイ]
著・文・その他
シソ[シソ]
イラスト
内容説明
全ての真実が記されている“界源書”から偉人たちの想い、“辞世の句”が溢れだし、史実が欠如してしまっている世界。幼き日の音無カナトは“界源書”の更新・修復を行う仕事、“奏士”に就く姉・カナミに憧れていた。偉人たちの怨念と向き合う為の知識を学んだ自分も奏士になれると考えたカナトは、幼なじみの琴峰哀音とともに句を鎮めに向かう。しかし、その願望空しく、哀音に呪いを受けさせてしまうことに…。それから数年。哀音を取り戻す為だけに研鑽したカナトの能力は、悪態を吐く周りを遙かに凌ぐものになっていて―!?その力で歴史を紡げ!熱きガンバトルアクション開幕!!
著者等紹介
霜月セイ[シモツキセイ]
スニーカー文庫より『エス・エクソシスト』で書籍デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リク@ぼっち党員
5
辞世の句×ガンアクション。偉人が己の人生を込めた一句を紐解く。辞世の句という珍しい題材にはかなりインパクトがあった。辞世の句ってなんとなく死に行く瞬間の思いを綴ってる気がしてたけど、それで片付けられたら怒られもするか。そもそも後世に残ってるのってその人物が何かを成した瞬間だけで、普段どう思ってたかは推測でしかない。理解って難しいな。主人公がウジウジしてる時間が長かったのが若干引っ掛かったものの、周りの人物は人格者ばかりだった。燐音良いヤツすぎる。2018/04/06
真白優樹
4
全ての真実が記された書から偉人達の想いが溢れ出した世界で、取り戻す為、少年が想いとの戦いに挑む物語。―――響き合え、あの人の想いと汝の想い。偉人達の遺した想いとの戦い、扱えぬ力を抱え、それでも少年は果敢に戦い、その想いに触れていく。銃弾飛び交う熱さと疾走感、そして誰かに焦がれ必死に手を伸ばす想いの熱さ。そんな二つの熱さが交錯し、中々に目を惹く輝きを放つ、そんな物語である。想いと対話し、一時の解決を得た少年。そんな彼を取り巻く謎の思惑達。果たして、救いの先にある戦いとは。 次巻も須らく期待である。2018/04/05
空白
2
辞世の句でバトルという新しいジャンル。前作もそうだけど、単純にバトル描写がうまい。 歴史系はあんま好きじゃないけど、ガッツリ歴史じゃないから読みやすかった。 展開は少年マンガみたいな感じでこんなゲームやってみたい。 個人的には沖田先輩が好き。主人公のこと知ってる風な描写があったから、先輩の話を期待。 次回は先輩メインでやってほしい。2018/04/06
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