出版社内容情報
狂信者VS極悪人。SWサーガの二大巨悪が出会った先にある銀河の命運パルパティーンを政治の表舞台で活躍させ、自身はダマスク・ホールディングスの社長として莫大な財力を築き、政治と経済を動かすダース・プレイガス。
彼はジェダイ・マスターのドゥークーとサイフォ=ディアスに目をつけ、計画のコマとして利用しようと考える。
ミディ=クロリアンを操る実験にも何度か成功し、ついに生命も銀河も、すべてを支配したと思っていたプレイガスだったが――。
ジェームズ・ルシーノ[ジェームズ ルシーノ]
著・文・その他
富永 和子[トミナガ カズコ]
翻訳
内容説明
パルパティーンを政治の表舞台で活躍させ、自身はダマスク・ホールディングスの社長して莫大な財力を築き、政治と経済を自在に動かすプレイガス。彼はジェダイ・マスターのドゥークーとサイフォ=ディアスに目をつけ、計画のコマとして利用しようと考える。不死のかなめ、ミディ=クロリアンを操る実験にも何度か成功し、生命も銀河も、すべての支配が目前にあると思っていたプレイガスだったが…。
著者等紹介
ルシーノ,ジェームズ[ルシーノ,ジェームズ] [Luceno,James]
数多くのスター・ウォーズ小説を手掛けるベテラン作家。米国メリーランド州アナポリスに妻子とともに在住
富永和子[トミナガカズコ]
東京都生まれ。獨協大学外国語学部英語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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future4227
49
シスという正体を隠しつつ、政治の舞台でいかにしてパルパティーンはのしあがっていったのか?映画では語られない、ダークサイド側の苦労話。題名のプレイガスよりもパルパティーンの方が主人公のような…。戦いのシーンはちょっとだけ。ほとんどは政治の話なので、ちょっと物足りなかったかなぁ。シスの企む数々の謀略が、外堀のそのまた外堀を埋めている感じで、焦れったくて仕方ない。だいたいさぁ、宇宙を支配するっていうでっかい狙いのわりに、就任演説のスピーチ原稿のチェックを何度もしたり、結構やることが細かいんだよなぁ、シスって。2020/01/15
Musa(ムサ)
9
この後編は本編エピソード1をシス目線から見た内容が中心で、ナブーをめぐる戦いの裏側などこれまでとは異なった視点で新鮮に感じました。また作品全体としてはタイトルが「ダース・プレイガス」となっているが完全にシディアスの物語で、シディアスの師すらも手玉に取る狡猾さはさすがといった感じで重しかったです。2021/09/26
歩行者天国
5
とっても面白かったです。後半はEPⅠの舞台裏でパルパティーンがやっていた様々な悪行が描かれていて、EPⅠ~Ⅲの副読本的な作品と言えます。ディズニーの方針で、本作品はカノン(正史)ではないそうですが、いっそのことディズニー+で映像化してカノンの仲間に加えて欲しいくらいなのです。2023/09/30
Hiroo Shimoda
5
最大の見せ場がちょっとあっさりに感じるが、ドゥークー、パドメ、通商連合、クローン、サイフォ=ディアス、ダース・モール……あれやこれやの裏側が楽しい。2018/10/05
2兵
2
下巻はほぼパルパティーンが主役。いまいち訳がこなれてなかった上巻よりも、全然読みやすかった。EP1前夜の話はもちろん、ドゥークー、カミーノアンとクローンなどEP2の伏線も多数。そしてプレイガスが、実はEP1途中まで生きていたという驚愕の事実が!もっと前の時代の人かと思ったよ。EP1時点で、実はシスは2人ではなく、実質3人だったと…。レジェンズなので現在の正史世界にはあまり関係がないのかと思いきや、後の『ターキン』でも幾つか設定が受け継がれているという…。とりあえずファンなら最後含めて必読だと思います。2020/10/19
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