角川文庫<br> 透明カメレオン

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角川文庫
透明カメレオン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041063521
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ラジオパーソナリティの恭太郎は、素敵な声と冴えない容姿の持ち主。バー「if」に集まる仲間たちの話を面白おかしくつくり変え、リスナーに届けていた。大雨の夜、びしょ濡れの美女がバーに迷い込み、彼らは「ある殺害計画」を手伝わされることに。意図不明の指示に振り回され、一緒の時間を過ごすうち、恭太郎は彼女に心惹かれていく。「僕はこの人が大好きなのだ」。秘められた想いが胸を打つ、感涙必至のエンタメ小説。

内容説明

ラジオパーソナリティの恭太郎は、素敵な声と冴えない容姿の持ち主。バー「if」に集まる仲間たちの話を面白おかしくつくり変え、リスナーに届けていた。大雨の夜、びしょ濡れの美女がバーに迷い込み、彼らは「ある殺害計画」を手伝わされることに。意図不明の指示に振り回され、一緒の時間を過ごすうち、恭太郎は彼女に心惹かれていく。「僕はこの人が大好きなのだ」。秘められた想いが胸を打つ、感涙必至のエンタメ小説。

著者等紹介

道尾秀介[ミチオシュウスケ]
1975年生まれ。2004年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、デビュー。07年『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞、09年『カラスの親指』で第62回日本推理作家協会賞、10年『龍神の雨』で第12回大藪春彦賞、『光媒の花』で第23回山本周五郎賞を受賞。11年、史上初となる5回連続候補を経て『月と蟹』で第144回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobby

196
リスナーを魅了する声の持ち主 恭太郎、自ら語る容姿をはじめ彼の周囲を取り巻く嘘が導く顚末とは…序盤から、いきつけのバー“if”に集まる個性的な面々による寸劇や、ラジオ番組で流れる様子に読んでクスッと期待は高まるばかり。ただ、中盤までは軽快に読み進めるも単なるドタバタ模様に正直つかみどころがない。しかし流石にタダでは終わらぬ道尾作品、後半一気に派手な展開見せると綺麗に伏線回収して心地よい。ラスト微笑ましく終わるのかと思わせて、仕掛けられた反転はせつなくも涙誘わせてズルい…誰もが抱える弱さを補う嘘って素敵だ。2018/01/30

散文の詞

194
この作家を知ってるだけに、最初からミステリーなんだと思って読み始めたのが失敗でした。 いい感じに謎が提出されるし、伏線のような挿話も面白いし、どういう展開になるんだろうと思っていたら、まるでドタバタ活劇のような、それでいて、下町人情的な話になってきて、最初から、そう思って読んでたら、捉え方も違ってのかも知れません。 だからといって、面白くないわけではなのです。 ただ、ミステリー要素がないのが残念でしたね。 2021/07/08

イアン

167
★★★★★★☆☆☆☆隠された嘘が印象深い道尾秀介の長編。声だけが素敵なラジオパーソナリティーの恭太郎は、行きつけのバー「if」に突如現れた謎の女・恵の策略に嵌められある男の殺害計画に加担することに…。と書くとゴリゴリのサスペンスのようだが、実際は個性的な仲間と繰り広げる痛快な復讐コメディ。恵の意図が読めないうちは恭太郎同様に混乱し、ご都合主義に感じる場面も多いものの、最後に明かされる真相を知り人の傷を癒す優しい嘘もあるのだと認識させられた。バーの店名に込めた意味に気付いた時が一番の衝撃だったかもしれない。2022/11/16

納間田 圭

154
カメレオンを飼ってると自慢する友達の家にいたという…。別の意味は…見えてない処にこそ本当があるかな。彼は人気深夜ラジオのDJ。担当する「1UPライフ」という番組名がネタバレヒント。渋い男前の声で…リスナー達にお届けするプチエピソード&今夜の一曲。でも、彼が語る話には、それぞれに少しづつ脚色があった。いや本当は大きく違う○○があった。彼には深夜番組の仕事終わりに必ず寄る…行きつけの店がある。浅草ビューホテル裏路地の雑居ビルにある「if」…ある雨の夜いきなりびしょ濡れの美女が入って来て…コースターを?2022/02/20

machi☺︎︎゛

147
バー「if」に集まる人々と、容姿には全く自信がないけれど美声の持ち主のラジオパーソナリティの恭太郎とバーに迷い込んだ謎の美女、恵たちがある1つの計画の為に一致団結して絆を深めていく。エンタメ色も濃くテンポ良く読めたけど最後にはやっぱり道尾秀介さんらしい展開だった。透明カメレオンの意味が分かり切なくなった。2022/01/07

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