角川文庫<br> 閉じ箱

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角川文庫
閉じ箱

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  • サイズ 文庫判/ページ数 441p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041062425
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

竹本健治の初期作品集、待望の復刊彼女の自殺に妻は関与していたのか、それとも? 濃密な親子関係から生じた歪を描いた(「氷雨降る林には」)。死人のように青ざめた顔をしたその歴史のある街は、その日、死装束のような濃い霧に包まれていた(「閉じ箱」)。死んだ母親と名付け親の作家との関係に潜む名前の真実とは?(「美樹、自らを捜したまえ」)等。著者初の短編から異色作まで美学に基づき築かれた独特のレトリックで集成された傑作ホラー・ミステリー短篇集。

氷雨降る林には
陥穽
けむりは血の色
美樹、自らを捜したまえ
緑の誘い
夜は訪れぬうちに闇
月の下の鏡のような犯罪
閉じ箱
恐怖
七色の犯罪のための絵本
実験
闇に用いる力学
跫音
仮面たち、踊れ
解説 井上雅彦

竹本 健治[タケモト ケンジ]
著・文・その他

内容説明

彼女の自殺に妻は関与していたのか、それとも―。濃密な親子関係から生じた歪みを描いた「氷雨降る林には」。死人のように青ざめた顔をしたその歴史のある街は、その日、死装束のような濃い霧に包まれていた―「閉じ箱」。死んだ母親と名付親の作家。献本に記された宛名に秘められた真実とは?「美樹、自らを捜したまえ」等。著者初の短篇から異色作まで独特のレトリックで集成された傑作ホラー・ミステリー短篇集。

著者等紹介

竹本健治[タケモトケンジ]
1954年兵庫県生まれ。『匣の中の失楽』を探偵小説専門誌「幻影城」で連載し、作家デビュー。『涙香迷宮』は「このミステリーがすごい!2017年版」で国内編第1位、2017年第17回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tsukamo

15
竹本健治による第一短編集。ミステリ、幻想、怪奇とバラエティ豊かな作品集で、慣れるまで多少の読みにくさはあったものの美しい文章を堪能できた。♧♢♡♤の章に分けられ、♧の章はどれも幻想的なミステリで面白かった。♢ではSF的な「夜は訪れぬうちに闇」、♡では極彩色を感じ取れるショートショート「七色の犯罪のための絵本」、♤の章では最後に驚きのどんでん返しがある「仮面たち、踊れ」が好みだった。また、解説を読んで『フォア・フォーズの素数』『しあわせな死の桜』を読んでみたくなった。2018/09/30

rosetta

10
★★★☆☆読んでいるとぼんやりしてくる。不思議な印象で、読み終わった途端に何が書いてあったか忘れてしまう(笑)2018/12/04

花嵐

6
★★★★☆ 短編集。この作者の短編集の中では一番好きかもしれない。この作品は第一短編集であり再文庫化らしい。結末が予想しやすい話もあれば一捻りも二捻りもある話もあってバリエーションに富んでてどれも楽しく読めた。好みの話は「けむりは血の色」「夜は訪れぬうちに闇」「仮面たち、踊れ」かな。2020/01/08

ママっけろ

3
これはミステリというよりは幻想小説な気持ちで読めた。そう考えると気持ちよく浸れる。2023/02/25

花嵐

3
★★★★☆ 再読。短編集。やっぱりこの短編集が竹本健治先生の作品の中では一番好みだなぁとしみじみ。前回は「けむりは血の色」「夜は訪れぬうちに闇」「仮面たち、踊れ」が面白く読めたが、今回は「美樹、自らを捜したまえ」「恐怖」も興味深く読めた。2022/10/01

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