出版社内容情報
302ページから起こることは、決して誰にも言わないでください!専門学校に入学するため、地方から上京してきた美菜は、隣人に挨拶に行くことに。お隣の青年・雄也は長身で、どこか陰のある青年。しかも彼には人に言えない「裏の顔」が……。ユーモアミステリ決定版!
藤崎 翔[フジサキ ショウ]
著・文・その他
内容説明
専門学校入学のために田舎から上京した美菜は、隣人に挨拶することに。お隣さんの雄也はどこか陰のある長身の青年で、美菜は好意を抱く。一方、雄也は美菜にある物を見られ動揺する。それは一発の銃弾だった。雄也はそれを使った「仕事」を思い出す。ある弁護士を闇に葬った、恐るべき出来事を。さらに雄也の今度の仕事場は、美菜が通う専門学校で…。純朴女子学生と危険な殺し屋が交錯する、衝撃的ラストのユーモアミステリ!
著者等紹介
藤崎翔[フジサキショウ]
1985年生まれ。茨城県牛久市出身。高校卒業後、6年間お笑い芸人として活動。2014年に『神様の裏の顔』(受賞時「神様のもう一つの顔」を改題)で第34回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
258
面白かったです。序盤までの美菜と雄也の恋にキュンキュンしながら読んでいたのに、殺し屋の雄也のかっこよさにこちらまで惚れそうなぐらいだったのにまさかのどんでん返しでした。この作者は毎回読者を裏切るのが上手です。2018/05/12
青乃108号
226
殺し屋の話でユーモアがあって、と言えば伊坂幸太郎の「グラスホッパー」シリーズが思い浮かぶが、ちょっと格が違うな。殺しのシーンも全く迫力ないし、ユーモアと言っても「これ必要?」と思ってしまう程長いギョーザパーティーの場面を筆頭に、ことごとく面白くないんだもん。あ、「グラスホッパー」昔読んだけど読メ始める前だったから、これを機会に再読しようかしらね。2023/02/27
雅
174
エグめな描写も有りながら、サクサク読めるユーモア小説だと思っていたら終盤に騙された。この作者は2作目だけど好印象です。他の作品も読もう2020/05/16
かなっぺ
161
初読み作家さん。読んでいて?なんか面白いのはどういうことだ?と作家さんを少し調べたらお笑い芸人さんなのですね。帯にあったように302ページなら先から何かあるか?!と思いながら読み進めた。もうー、うっそー、全く考えもしない展開だった。面白すぎる!そういうことかぁ!面白いだけでなく、ぎょっとして、興奮した!読み終わって何かスカッとした。この作家さんの別の本も読んでみたい。2018/01/07
しのぶ
136
見事に騙された!もう一度最初から読み直そう。恋の予感にニヤニヤしながら軽快に読める。最後は所々にあるヒントと伏線なのに全く気付かなかった。これは一応ハッピーエンドだね。読後感も悪くない。2019/03/24
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