出版社内容情報
十二単で恋の色合わせ!? 彩なる衣を巡る、平安恋ものがたり!時は平安。十二単の色合わせが得意な百合は、念願叶って女房として出仕する事に。
お仕えする東宮妃は超ワガママだけど、美しく有能な、共に仕える三位局に憧れて奮闘する日々。
ところがその正体は、今を時めくオレ様公達の龍臣で、しかも悪友の東宮も共謀していて…!?
「ーー俺たちに協力するよな?」強引に迫られた百合の宮中生活と恋の行方は…!? ふたりの秘密はとりかえばや。
彩なる衣を巡る、新たな“平安恋”ものがたり!
岐川 新[キガワ アラタ]
著・文・その他
このか[コノカ]
イラスト
内容説明
時は平安。十二単の色合わせが得意な百合は、念願叶って女房として出仕する事に。お仕えする東宮妃は超ワガママだけど、美しく有能な、共に仕える三位局に憧れて奮闘する日々。ところがその正体は、今を時めくオレ様公達の龍臣で、しかも悪友の東宮も共謀していた…!?「―俺たちに協力するよな?」強引に迫られた百合の宮中生活と恋の行品は…!?ふたりの秘密はとりかえばや。彩なる衣を巡る、新たな“平安恋”ものがたり!
著者等紹介
岐川新[キガワアラタ]
第6回角川ビーンズ小説大賞にて“奨励賞”受賞。2009年、『赤き月の廻るころ―紅蓮の王子と囚われの花嫁』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
43
タイトル通り平安時代の布帛に関するあれこれが楽しい恋物語。東宮が不憫だ。2021/07/16
ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪
28
平安恋物語シリーズ二冊目♪作者は「平安うた恋物語」を読まなくてもいいといっているが、気にせずにいられないぐらい前作にふれている。没落貴族の姫が出世に燃える。話の進み方は今のところ予想どおり次巻からは女装はなくなるはず。2017/11/20
しゅてふぁん
23
装束の襲の色合わせが得意な百合が女房になって出仕することに。雅で陰謀渦巻く宮中での物語。まだまだ序章といった感じ。今後の展開に期待。2018/01/06
だりあん
14
前シリーズうた恋の数年後の物語。2017/12/10
TAMA
12
色のお話もっと読みたい。十二単衣見ると綺麗だけど着るのも洗うのも重量もハードと聞く。それで姫は動かないのねとか。後宮のよどむ感じわかる気がするし、お話としては面白い。ざまあもすっきり。けど厚みがもうちょっと欲しいかな。「うた」の人たちでふっくらしてて、そこ良かった2019/06/09