出版社内容情報
経営不振からBリーグ集客ナンバー1のクラブになった千葉ジェッツの秘密
目次
プロローグ “箱もの産業”の宿命と挑戦
第1章 ジェッツの再建
第2章 bjリーグからの脱退
第3章 戦うための組織改革
第4章 観客動員数ナンバー1になるまで
第5章 ジェッツを支える「理念」
第6章 川淵キャプテンとの出会い
第7章 Bリーグの未来
エピローグ 100年続くクラブへ
著者等紹介
島田慎二[シマダシンジ]
1970年11月5日、新潟県生まれ。92年、日本大学法学部卒業後、マップインターナショナル(現・エイチ・アイ・エス)入社。95年、ウエストシップ設立。2001年、ハルインターナショナル設立。10年、全株式を売却。同年、リカオン設立。12年、ASPE(千葉ジェッツ運営会社)代表取締役就任。15年、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ理事就任。2015‐16シーズンにおいて、1試合の観客動員数がNBL最多の6835人を記録、年間観客動員数も初めて10万人を突破する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆか
31
読友様から頂いた本(皆様が、こういう風な書き出しレビューを素敵だなと思っておりました。私に読メを教えてくれた友人は地方に転勤になってしまい、当然本の貸し借りも出来ず。まさか自分にこのような書き出しでレビューがかける日がこようとは!嬉しいです)千葉ジェッツを経営不振の状態からトップチームへ引き上げたサクセスストーリー。再建計画の中で2年目でスポンサーの数を増やしていくところはすごい。動員数が増えてこそスポンサーに利があるなか、いい選手を獲得するためクラブの基盤をしっかり作る。あえてタダ券を配らず、面白い→2018/03/23
KF
16
天皇杯初優勝、プレーオフ準々決勝アウエーで栃木に敗れた一昨年時点での書籍。リーグ優勝を果たしていないのでまだ振り返るのは早いとは思うが一クラブを建て直し、リーグ全体に目を配る立場となるとこうした成功体験を発表して共有することは大切だったのだろう。好きだからいいでしょ、無理できるでしょ?と言う経営側の甘えから脱却することで組織力を強化、明るい集団として千葉ジェッツふなばしがあり、その表現としてリーグでの好成績、天皇杯三連覇がある。 今夜は千葉ポートアリーナでアルバルク東京戦。観に行くよ!2019/01/23
Yutaka Matsuzawa
11
Bリーグ千葉ジェッツ島田社長が書いたチーム再建と今後。島田社長にはジェッツを通じてBリーグを活性化させ、私にバスケ応援という楽しみをくださったことに感謝したい。またビジネス書の側面もあり、チーム理念、組織理念の大切さを認識し、今の仕事がつまらない原因が分かったのも収穫。「アグレッシブなディフェンスから走る」ジェッツのバスケは面白い。船橋市に住んでいて良かったと思う。2018/11/29
えみ
7
千葉ジェッツの経営理念、「千葉ジェッツを取り巻く全ての人たちと共にハッピーになる」が本当に胸に響く。スポーツをビジネスとして成立させる事でたくさんの人が幸せになる。もっと経営について勉強していこう、という前向きな気持ちに!2017/12/13
Yoshie S
5
はー、面白かった!!ジェッツのブースターではもちろんないけど、富樫選手が好きで興味を持ち、ジェッツの牽引力を感じていたところ。天皇杯連覇、おめでとうございます。羨ましい。 チームの力をこれだけ高めてきたのには「奇跡」を起こすための努力があることがよくわかる一冊。数ヶ月前までバスケは全く知らなかったがリーグの変遷なども大まかに説明されているし、ビジネス書としても素晴らしいと思う。こないだの凡事徹底もだが、まず当たり前のことをどれだけしっかりやれるか、ここが大事だなぁと思った。2018/01/09