出版社内容情報
「――高村さん、外資系企業では、語学留学は留学とは言いません」英語を使う仕事にあこがれていた貴美子は、一念発起して会社を辞め、語学留学を決行。帰国後、悪戦苦闘の転職活動の末、なんとか決まった米系企業で外資での一歩を歩み始める。キャリア志向のヒステリック上司、ステップアップのために職場を切り捨てる無情な先輩……。絵に描いたような癖のある面々に翻弄されながらも、少しずつ仕事の本質に気づき始めて――。外資系企業を舞台に繰り広げられるリアルお仕事成長物語。
泉 ハナ[イズミ ハナ]
著・文・その他
内容説明
英語を使う仕事にあこがれていた貴美子は、一念発起して会社を辞め、語学留学を決行。帰国後、悪戦苦闘の転職活動の末、なんとか決まった米系企業で外資での一歩を歩み始める。キャリア志向のヒステリック上司、ステップアップのために職場を切り捨てる無情な先輩…。絵に描いたような癖のある面々に翻弄されながらも、少しずつ仕事の本質に気づき始めて―。外資系企業を舞台に繰り広げられるリアルお仕事成長物語。
著者等紹介
泉ハナ[イズミハナ]
横浜市出身。服飾デザインを学び、イタリアンブランドでプレスを担当、その後も外資系企業勤務経験を豊富に持つ。『外資系オタク秘書ハセガワノブコの華麗なる日常』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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papako
57
オタクシリーズがすごく楽しかったので、こちらも。うーん、なんとなく全体が気持ち悪くて残念。外資は。日本の企業は。と書かれるのもなんかな。ただ、NICEな人。これは確かに!もう全然なれそうにないけど。目指したいな。2019/10/11
よっち
45
英語を使う仕事に憧れて一念発起して会社を辞め、語学留学を決行した貴美子。帰国後直面する現実と、悪戦苦闘の転職活動の末に何とか決まった米系企業で外資での一歩を歩み始めるリアルお仕事成長物語。帰国してみれば外資系企業では語学留学は留学と認められない現実。キャリアアップを目指し派遣社員として外資系企業で働き始めた貴美子が経験してゆく様々な仕事には充実感も翻弄されることもあって、外資系に対する周囲のイメージとのギャップもあったりで、外資系企業の勤務が長い著者の経験を活かしたリアルな描写がとても印象的な一冊でした。2018/10/26
マロン
32
いつかは海外で働きたい・・・と思い読んでみた。 日本にいて外資系で働くには英語ができることは最低条件、しかも「できる」のではなく「使える」のが当たり前。そして日本人の多くが思っている(妄想している)ほどきらびやかではないことを少しだけ知れることができた良い本でした。2019/05/04
み
28
ハセガワノブコの作家さんだ♪と手にした作品。今作は、オタク抜きのお仕事話しでした。ちゃんと働くのって大事よね~。あたし、四月から異動の公示(^^)石の上にも3年だったかも。2019/03/01
パンダプー
27
主人公の外資への憧れはともかく、外資アルアルと、主人公の成長はいい感じでした。若いっていいなあ。読みやすかったです。2020/02/11