角川文庫<br> 二度のお別れ

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角川文庫
二度のお別れ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041059425
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

三協銀行新大阪支店で強盗事件が発生。犯人は現金約400万円を奪い、客のひとりを拳銃で撃って人質として連れ去った。大阪府警捜査一課が緊急捜査を開始するや否や、身代金1億円を要求する脅迫状が届く。「オレワイマオコツテマス――」。脅迫状には切断された指が同封されていた。刑事の黒田は、相棒の“マメちゃん”こと亀田刑事とともに、知能犯との駆け引きに挑む。『破門』の直木賞作家のデビュー作にして圧巻の警察ミステリ。

内容説明

三協銀行新大阪支店で強盗事件が発生。犯人は現金約400万円を奪い、客のひとりを拳銃で撃って人質として連れ去った。大阪府警捜査一課が緊急捜査を開始するや否や、身代金1億円を要求する脅迫状が届く。「オレワイマオコツテマス―」。脅迫状には切断された指が同封されていた。刑事の黒田は、相棒の“マメちゃん”こと亀田刑事とともに、知能犯との駆け引きに挑む。『破門』の直木賞作家のデビュー作にして圧巻の警察ミステリ。

著者等紹介

黒川博行[クロカワヒロユキ]
1949年3月4日愛媛県生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。大阪府立高校の美術教師を経て、83年、『二度のお別れ』が第1回サントリーミステリー大賞佳作。86年、『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞を受賞。96年、『カウント・プラン』で第49回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2014年、『破門』で第151回直木三十五賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yoshida

156
黒川博行さん初読み。そしてこの作品が黒川さんのデビュー作です。銀行強盗に連れ去られた人質。犯人の身代金要求に大阪府警は立ち向かうのだが。テンポの良い読み口とストーリー展開に一気に読めてしまう。目まぐるしく変わる犯人の要求に、初めは犯人を甘く見ていた警察も混乱させられる。周到に準備された知能犯による犯行と気付くも時すでに遅く。知能犯の最後の告白に、平凡な日常が幸せであったと改めて思う。実は紙一重まで犯人に迫った夜があった。テンポ良く読める快作である。読了感はほろ苦く、一抹の寂しさがある。他作も読んでみたい。2018/09/06

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

113
黒川氏のデビュー作。白昼起こった銀行強盗事件、犯人は客を人質に連れ去り1億円の身代金を要求。行き当たりばったりに見えた犯行だが、犯人に翻弄される警察・・・。なにこれ、めっちゃ面白い!デビュー作でありながら完成度高し!軽妙でテンポの良い大阪弁の会話。良く練られた構成。犯人と警察の知恵比べ。読み進むにつれてなんとなくおかしいなと思い始めたけれど最後はそう来ましたか!「二度のお別れ」というタイトルもなるほどね。こんな面白い話を見逃していたとは!!今年一発目の五つ星です!★★★★★2018/01/05

ehirano1

99
上手い!兎に角上手い!に尽きる作品でした。トリックやプロットという小難しいことよりも純粋に『読み物』として面白いと思いました。2019/10/20

あすなろ

85
刑事黒マメコンビによる銀行強盗&誘拐事件解決譚。本作が黒川氏のデビュー作という。イヤー、デビュー作にして既に黒川流が少ないながらも出来上がっていたのですね。そして何より、題名二度のお別れが解るサプライズのラスト。正直言って内容は古いし、書き込みは荒い。でも片鱗の輝きはスゴイ。内容も面白かったが、そのことに驚かされた作品であった。2019/11/17

ehirano1

72
『自分からは何の提案もできないくせに文句だけは一人前だ。どこにもこの手合いがいる(p55)』について。当方はこういう輩が一番腹立つのですが、上手い対応法が書いてあり参考になりました(読んでのお楽しみ)。『頭に来てもアホとは戦うな(田村耕太郎)』と併せて対処法の選択肢が増えたことは僥倖でした。2020/12/13

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