角川スニーカー文庫<br> ロル〈下〉テクノハザード・トリガー

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角川スニーカー文庫
ロル〈下〉テクノハザード・トリガー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 340p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041058244
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



Physics Point[フィジクスポイント]
著・文・その他

KEI[ケイ]
イラスト

内容説明

殺人コンピュータウイルス“ロル”によるデスゲームも最終段階へ。殺すことを躊躇わない少女“ネコ”と善人の青年“ハチコー”は、生存者として対峙する。解り合えるはずのない相手。それでも二人で敵を躱し、共に死線を越えてきた。しかし決別は、突然に訪れる―「俺と殺しあえよ、ネコ」。明かされる“ハチコー”の秘密と、ゲームの真の目的。積み重なった死と生の果てに“ネコ”が選ぶ未来とは。覆せない世界に抗う感動の完結篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真白優樹

7
仲間を作りながら生き延びていく中、全ての真実が明かされる下巻。―――何も変わらないかもしれぬ世界、だけどそれでも、それでもと。死なない参加者の出現から全ての真実が明かされる今巻は、死と血と屍を積み上げていく先、ハチコ―とnekoに隠された真実が明らかになる巻である。繋がれなかった男は自らの全てを原型の少年に明け渡し、狼が如き男は肉体を失いながらも生き続ける事を選ぶ。外の世界へと歩き出す事を選んだ少年とneko、変われぬまま全てを忘れ生きるシステム。これからの先、どうか彼等に幸いを。 うん、面白かった。2017/06/05

HANA

5
ハッカー同士のウイルスバトル後半。しっかりと謎は解明されたのでスッキリした感じはあるものの何となくもう少し心理描写が深いともっと面白かったかもと思ってみたり。もし次の展開があるなら読んでみたいところ。2017/07/03

コモリソ

3
やっと読み終わった。前巻では不明瞭な所も少しは解消されたけど、そうじて、場面がイメージしにくかったので読む手があまり進まなかった感はある。設定はめちゃくちゃ面白いと思ったんだけどなー2017/08/11

ヤギ郎

3
下巻。うーん、なるほど、って感じの終わり方。おもしろいんだけど、ちょっと複雑だったかな。ハチコーとwolfを中心に読めば理解が深まるんだろうか。でも、やっぱりnekoが主人公だよね。まぁ、最後nekoが解放されたから、よしとしよう。2017/06/08

なぎ

2
ハチコーの存在に希望を見出だしていくネコ、仲間もできて良い雰囲気になったと思ったらこれだよ!ハチコーの最後の選択はわからんでもないけどやっぱりネコの隣に居続けるのは彼であってほしかったなと思います。最後まで良い奴だった…!そしてヴォルフの「俺を独りにするなよ」にはグッときました。ヴォルフもネコと同じで孤独だったんだなと。ゲームが開催された理由は判明したけど凡人の私には理解不能な理由でした。とりあえずやっとこの苦境から解放されたネコが幸せになることを願います。2017/06/07

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