角川文庫
ツイン・ピークス―ローラの日記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041057438
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

2017年7月~WOWOWで新シリーズが放映される『ツイン・ピークス』。すべての事件の発端となった少女殺人事件の被害者による日記。すべての秘密が、この中にある━━!

内容説明

アメリカ北西部の小さくて平和な町ツイン・ピークスで、ある冬の朝、女子高生ローラ・パーマーの変死体が発見された。美しく、人気者だった彼女は、いったい誰に殺されたのか―?アメリカをはじめ日本でも熱狂的なファンを生んだ、デヴィッド・リンチ監督の異色連続テレビドラマ『ツイン・ピークス』。「世界で一番美しい死体」の謎を解く手がかりは、この日記にある。伝説の一冊、奇跡の復刊。

著者等紹介

リンチ,ジェニファー[リンチ,ジェニファー] [Lynch,Jennifer]
映画監督、脚本家。テレビドラマ『ツイン・ピークス』シリーズで知られる映画監督/脚本家/プロデューサーデヴィッド・リンチの娘

飛田野裕子[ヒダノユウコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みどり

15
村上春樹のエッセイで、氏がアメリカにいたときに仲間と集まって「ツイン・ピークス」の最終回をみんなで集まって見る、ツイン・ピークス・パーティーをしたと書いてあった。山盛りのドーナツとたっぷりのコーヒーを用意したそのパーティーは大変楽しそうだったので、台風のときに部屋に篭って行った(一人だけれど)。内容を知らずに映画を見たので謎はさっぱりわからなかった。ローラの日記が復刊されたのを聞いて、本なら少し理解できるかもしれないと思い再チャレンジ。なるほど、すべてわかったわけではないけれどリベンジはできたかな。2017/10/25

アドソ

12
なぜ今文庫化?と思ったらなんとシーズン3が作られたのだとか。今読んでも25年前のあのメロディやドラマのシーンがありありと浮かんでくるのだから、よほど印象が強かったのだろう。当時はドラマの怪しさ、登場人物のいかがわしさばかりに目を奪われていたが、背景にはちゃんと筋の通った(オカルト的な面があるにせよ)ストーリーがあったことをいまさら知った。もう一回全部通して見たくなった。そしてシーズン3を見たいような見たくないような。2017/08/24

hatohebi

4
公式ではローラ・パーマーの死体発見は1989年2月24日だが、本日記で最後に明記された日付は1989年10月31日。単に作者ジェニファー・リンチのミスか、それともドラマの設定が共有されておらず、ある程度自由に書いた結果なのか。設定のずれなどノベライズにはよくあることかも知れないが、本書における「ボブ」の正体もまた、公式通りではないという解釈も出来る。性の目覚め、自己嫌悪、麻薬への耽溺など、一人のどこにでもいそうな少女が、自己破壊的な衝動に突き動かされて転落していく軌跡を、ありありと描いている。2021/04/21

いとのり

0
昔見たツインピークスを懐かしんで読んでみました。が、イマイチストーリーがわからない。。。思わずネットで犯人を復習してしまいました。さてこの本は被害者ローラ・パーマーの日記。ずっと一人称で語られ続けます。そしてまだ中学生くらいなのに、ドラックとセックスの話ばかり。。。結構読んでいて辛かったです。でも久しぶりにツインピークスを見たくなりました。2019/06/20

うぃ

0
1.5 リターンズを見るために読んでみたんだけど、うーん。どうもなんていうか普通の女の子がいろいろと悲しい目にあって堕ちていくさまが描かれているだけとしか読めないなぁ。2018/01/22

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