出版社内容情報
マスク乙女の、不器用なる反逆的青春小説、ここに誕生!
■ろくでもなく愛おしい主人公の決断に、きっと誰かが救われる。――住野よる氏
■薄暗い青春の片隅でうごうごしているとき、我々はみんなマスクをつけている。――森見登美彦氏(解説より)
人生、マスクが必需品。
自称「口裂け女」ことくにさきみさとは、札幌在住の22歳フリーター。
他人とはマスクを隔てた最低限の関わりで生きてきたが、諸事情により、避けてきた人々と向き合う決意をした。
自己陶酔先輩の相手をし、ひきこもりの元親友を説得し……やっかい事に巻き込まれ四苦八苦する口裂けだが、周囲の評価は確実に変化していき――?
衝撃の結末とある「勇気」に痺れる、反逆の青春小説!
第6回野性時代フロンティア文学賞受賞作。
内容説明
人生、マスクが必需品。自称「口裂け女」ことくにさきみさとは、札幌在住の22歳フリーター。他人とはマスクを隔てて最低限の関わりで生きてきたが、諸事情により、避けてきた人々と向き合う決意をした。自己陶酔先輩の相手をし、引きこもりの元親友宅を訪問し…やっかい事に巻き込まれ四苦八苦するみさとだが、周囲の評価は確実に変化していき―?衝撃の結末とある「勇気」に痺れる、反逆の青春小説!
著者等紹介
阿川せんり[アガワセンリ]
1988年北海道生まれ。『厭世マニュアル』にて、冲方丁、辻村深月、森見登美彦が選考委員を務めた第6回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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