角川ビーンズ文庫<br> 後宮香妃物語―龍の皇太子とめぐる恋

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角川ビーンズ文庫
後宮香妃物語―龍の皇太子とめぐる恋

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041055229
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

恋と運命は、私が作る伝説の香で切り拓く! 中華後宮ストーリー凜莉は調香の腕を買われ、皇太子・煌翔の後宮に入ることに。でも彼女の本当の目的は、伝説の秘宝香を調合し、宮廷を追われた亡き父の汚名をすすぐこと。後宮入り早々、それが煌翔にバレてしまい……!?

伊藤 たつき[イトウ タツキ]
熊本県在住。「アラバーナの冒険者達」で第4回ビーンズ小説大賞の奨励賞を受賞。同シリーズは全10巻まで刊行。その他に「あやかし江戸物語」全6巻、「白桜四神」全10巻がある。

カスカベ アキラ[カスカベ アキラ]
乙女ゲームのキャラクターデザインや、少年向け、少女向けを問わず、ライトノベルのイラストを多数担当する、人気イラストレーター、マンガ家。

内容説明

香を作る香士が貴ばれる神瑞国。下町に住む凛莉は、調香の腕を買われ、皇太子・煌翔の後宮に入ることに。でも、彼女の目的は寵姫になることではなく、亡き父が失敗したとされる伝説の秘宝香を調合し、その汚名をそそぐこと。後宮入り早々、それが煌翔にばれてしまうが、彼は意外なことを言い出して!?女性では香士になれない国を舞台に、一人の少女が己の信じる香の力で運命と恋を切り拓いて行く。中華後宮ストーリー!

著者等紹介

伊藤たつき[イトウタツキ]
第4回角川ビーンズ小説大賞にて“奨励賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

58
またまた中華後宮シリーズに手を出してしまいました( ´ ▽ ` )このジャンルのラノベはたくさんの作品があって、発掘が楽しいですね〜♪で、こちら、うふふな恋もあり俺様な皇太子あり、がんばりやな主人公あり、実は…な黒幕や事件もあり、ストンと分かりやすくて楽しいです!過去や敵も、割とすぐ察せられる感じ。笑 挿絵も綺麗。今まで読んだ中でもかなり好きな雰囲気です。シリーズ読み進めます!2019/04/06

よっち

26
香を作る香士が貴ばれる神瑞国。調香の腕を買われた下町に住む凛莉が、亡き父の汚名をそそぐため太子・煌翔の後宮に入り伝説の秘宝香調合を目指す物語。香士として秘宝香の調合に失敗し、事故死したとされる父の死後生活に苦労した凛莉と母。彼女に調合を教え生活を支えた木蓮の推挙で後宮に入る凛莉。人に優しく正義感も強い一方、うっかりな言動も多い凛莉はトラブルに巻き込まれがちな一面もありましたが、彼女の失われた記憶には意外な縁や陰謀にも繋がっていて、すれ違ったいくつかの想いがどのような結末を迎えるのか続巻に期待したいですね。2017/06/21

ぐっち

20
なくなった父の汚名を返上するために後宮に入るヒロイン。女性は官吏になるのがダメだからと繰り返されて若干むっとしました。読者がほとんど女子なお話なのに?まあ、イケメンが多く、私的には我嵐がシュッとしてて好きです。2017/05/13

ダージリン

19
前作が好きだったせいか、似た印象を受けます。もちろん設定などは全然違うので楽しめました! やはり今のところは我嵐押しで~(笑)2017/05/16

すがはら

11
色々と可愛らしい話。香が医薬品のように使われて重用されてる世界。ヒロインは絶対嗅覚持ちで香の調合が得意。女ながらに国のナンバー2に当たる正香子を目指すといのですが、新しい香の調合を考えるのが苦手で狙いと真逆の効能のものができてしまうから驚き。そんな馬鹿な。でも、つまりは、そのうちヒロインが独自の調合で記憶を消す香を作ろうと思い立ったら、反対の効能の香が出来ちゃって、それで結果的に目的達成!ってなるのでしょうか。でも、そこに至るまでに色々あるのですね。凛利、既に皇太子と大将軍の二人から好かれてそうだし。2018/06/24

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