ははのれんあい

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041054918
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

長男の智晴(ちはる)を産んだ由紀子は、優しい夫と義理の両親に囲まれ幸せな家庭を築くはずだった。しかし、双子の次男・三男が産まれた辺りから、次第にひずみが生じていく。死別、喧嘩、離婚。壊れかけた家族を救ったのは、幼い頃から母の奮闘と苦労を見守ってきた智晴だった。智晴は一家の大黒柱として、母と弟たちを支えながら懸命に生きていく。直木賞候補作『じっと手を見る』の著者が描く、心温まる感動の家族小説。

ひとつの家族の一代記みたいなものを書きたいと思ったのが最初のきっかけです。それも「普通の家族」ではなく、シングルマザー、離婚家庭など、そのときどきによって有機的に形を変えていく家族を書きたいと思いました。世間から見たら歪なものであっても、それでも「家族」なんだよ、どんな形をしていても「家族」としてどれも間違ってない、ということを伝えたかったです――窪美澄

内容説明

長男の智晴を産んだ由紀子は、優しい夫と義理の両親に囲まれ幸せな家庭を築くはずだった。しかし、双子の次男・三男が生まれた頃を境に、次第にひずみが生じていく。死別、喧嘩、離婚。壊れかけた家族を救ったのは、幼い頃から母の奮闘を近くで見守ってきた智晴だった。智晴は一家の大黒柱として、母と弟たちを支えながら懸命に生きていく。息苦しいこの時代に、一筋の光をともしてくれる家族の一代記。

著者等紹介

窪美澄[クボミスミ]
1965年、東京都生まれ。フリーの編集ライターを経て、2009年「ミクマリ」で第8回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞。11年、受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』で第24回山本周五郎賞を受賞、本屋大賞第2位に選ばれた。12年、『晴天の迷いクジラ』で第3回山田風太郎賞を受賞。19年、『トリニティ』で第36回織田作之助賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ミカママ

589
「悪い人が出てこない作品、ただし主人公の夫を除いて」と綺麗にレビューをまとめるつもりだった、物語の後半を読むまでは。一言で言えば「優しい家族の物語」。家族の形は少しずつ変わっていく、渦中のメンバーが望むとも望まぬとも。窪さんの代表作にはならないかもしれないが、こういう優しい小説、わたしは嫌いじゃない。他人に責められても、人には「落ちてしまう感情」というものがある。そんな感情を描かせたら窪さんはピカイチだと思う。いちばんの犠牲になってしまった長男の「ちーくん」には、ただひたすら幸せになって欲しい。2021/03/09

starbro

397
窪 美澄は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。昭和の働く母の半生紀、母は強し、感動の家族物語です。しかし智晴君は、何て良い子なのでしょうか? 小説の中身は好いですが、タイトルと中身のギャップを少し感じました。 https://www.kadokawa.co.jp/topics/53422021/02/19

ウッディ

259
優しい夫と結婚し、夫の両親とともに営む縫製の仕事に喜びを感じる由紀子は、子供を授かるが、家業が傾き始める。幼い智晴を保育園にあずけ、駅の売店で働き始めるが、双子を身ごもる。母のことを思いやる智晴の優しさが切なく、変わっていく家族のカタチを理解する彼の真っ直ぐな成長が嬉しかった。妻や子供に苦労を強いることになった智久の身勝手を責めるのは簡単だが、彼の子供たちへの変わらぬ愛情によってそれぞれの幸せにつながったような気もする。家族の再生を描いた良い話だったが、「ははのれんあい」というタイトルに違和感が残った。2021/06/26

いつでも母さん

247
『私は、この子のためなら、なんだってできる。』それが引っかかってこのタイトルから何処へ向かうのだろうとページをめくる手が止まらない。一部は離婚まで、二部はその後の家族を描いている。由紀子の内面が蛇行しながら辿り着く先を期待した私をぶった切って、15歳の長男・智晴が出来過ぎて切なかった。離婚しても親子は親子。離れて暮らしても家族は家族。それはそうなんだけれども、私の心はしっくりこない。夫であり父の智久の描き方が不満なのだ。だが、部外者が何をかいわんやなのだな。時は人を大人にするのか?ハッピーエンドで良い?2021/02/22

うっちー

239
智晴くんのような子どもは本当にいるのでしょうか?2021/02/20

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