角川ホラー文庫<br> 華舞鬼町おばけ写真館―祖父のカメラとほかほかおにぎり

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角川ホラー文庫
華舞鬼町おばけ写真館―祖父のカメラとほかほかおにぎり

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041054864
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

黄昏の薄闇に包まれた街に、ぼんやりと提灯の灯が浮かぶ。通りは煉瓦や木造の建物で明治か大正時代のレトロな雰囲気。家々からは異形の影が現れる。ここは華舞鬼町、新宿とはちがうもう一つのカブキチョウだ。大学生の那由多(なゆた)は東京神田の万世橋で、祖父の形見のカメラを盗まれてしまう。しかも、しゃべるカワウソに。二足歩行で建物の隙間に逃げ込んだカワウソを思わず追いかけた那由多、しかしビルの隙間から抜けたそこは、さっきまでいた神田の街並みではなかった……。異形に襲われそうになったところを、粋な羽織を被った青年、狭間堂(はざまどう)に救われる。「ようこそ、おばけの街、『華舞鬼町』へ。華舞鬼町総元締めの狭間堂は、きみを歓迎するよ」一体、その正体は?

内容説明

人見知りの激しい久遠寺那由多は大学をサボったある日、祖父の形見のインスタントカメラを、なんとカワウソに盗まれてしまう。仰天しつつビルの隙間へと追いかけるが、辿り着いた先はアヤカシたちが跋扈する別世界、『華舞鬼町』だった。狭間堂と名乗る若い男に助られた那由多は、祖父のカメラで撮った写真に不思議な風景が写っていたためにカワウソがカメラを盗んだことを知って…。妖しくレトロなほっこり謎とき物語。

著者等紹介

蒼月海里[アオツキカイリ]
宮城県仙台市で生まれ、千葉県で育ち、現在は東京都内で書店員をしている兼業作家。日本大学理工学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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はつばあば

57
この方の「おばけ駄菓子屋」って言うのも読んでいたようです(ニンチ認知(^^;。)。今回は幽落町から華舞鬼町へ移動して写真屋さん。東京・・私が初めて東京に行ったのは中学の修学旅行。その頃地元の方が国会議員をされていたので議事堂の中に入って赤じゅうたんに感激したものだが・・。平成の東京の街を一歩入るとそこは明治の東京。・・もしかして御城彼方が・・??。もう一度「おばけ駄菓子屋」を読み直さないと(^^;。2020/02/05

ひめありす@灯れ松明の火

57
今回の主人公那由多くんは人づきあいが苦手で自分の殻に閉じこもりがち、いわゆる「さとり世代」の男の子。そんな彼がおじいちゃんのカメラを手に解き明かす、優しくて懐かしい東京の景色。新しい導き手はちゃんと大卒の狭間堂さん。そう、あの子です。那由多君フィルターで見る彼は泰然自若の美丈夫だけど、きっとそう見えるように一生懸命振舞っていて結構一杯一杯で、那由多君と別れた後はぐったりしてポン介にからかわれてたりするかもしれません。那由多君も悪い子ではないので、これからお友達が出来て、きっと色々いい事が待ってると思います2018/02/28

はるぽん🐰道草中🐱

41
待ってました!幽落町に続き、新シリーズの華舞鬼町。那由多くんが、おじいさんの形見のカメラをカワウソに盗まれるところから物語は始まる〜このカメラは普通のカメラじゃない、このカメラが写し出すのは…。今シリーズもホラー文庫でありながら怖くない、懐かしさに溢れる物語でした。表紙も人物紹介も好き。狭間堂さんの正体、余話も嬉しすぎる♪2017/09/22

ぽろん

38
幽落町シリーズで人気の作家さん、初読みでした。以前、読んだ行田氏の「路地裏のあやかし達」と似たテイストでほっこり愉しかった。狭間堂さんが何といっても、かっこいいし、かわうそのポン太もご愛嬌。これから、人見知りの那由多がどう変わっていくのかも楽しみ。やはり、幽落町と関連する様なので、幽落町シリーズも読みたいと思います。2017/09/21

ダージリン

36
狭間堂にばかり、目が行ってしまいますが(笑)素晴らしい成長ぶりです! この間に何があったんだろう?余話もうれしいですが、新主人公の活躍も楽しみにしてます♪2017/09/18

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