内容説明
日本ミステリー界に金字塔を打ち立てた江戸川乱歩の世界が現代によみがえる!名探偵の才能を受け継いだ三代目・明智小五郎が、幼なじみの堀越刑事や初代明智小五郎の助手・小林少年だった小林老人、探偵事務所所長・雷道、そして事務所の仲間、帆音ユキらとともに、難事件、怪事件に挑む!話題を呼んだドラマを完全ノベライズ。
著者等紹介
江戸川乱歩[エドガワランポ]
1894年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌の編集、新聞記者などを経て、1923年『二銭銅貨』でデビュー。以後『D坂の殺人事件』『人間椅子』等短編を次々と発表。日本の探偵小説界に大きな業績を残す。65年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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十六夜(いざよい)
16
ずっと前にドラマを見ていて探していた一冊。明智小五郎の三代目が謎を解くという設定だったが、何故か小林少年が側におり、事件内容は初代明智が解決した事件と同じ…矛盾してない?まぁ面白かったからいんだけど。やはり原作が好きだった「暗黒星」と「白髪鬼」が良かった。2014/10/02
よしりん
11
昔ドラマやってたな~見てなかったけど。三代目・明智小五郎が主人公で小林少年は小林少年として登場(笑) ラスト直前ある人の「彼女が誰だか、君は知らないでしょう。」…誰なの?深い意味はなかったのかな??ちょっとモヤモヤ(-_-)2015/09/30
藤月はな(灯れ松明の火)
7
江戸川乱歩先生の作品の雰囲気が凝縮されたかのごとき、話にうっとりとしてしまいました。できれば、このドラマをリアルタイムで見たかったです。しかし、話の解決に向けた探偵の思考の描写がないのに戸惑いました。明智さん役が藤井さんというのに彼のことは吉本での強烈なキャラしか知らなかったので大変、驚きました。2010/05/10
ゲルダ
1
6年前くらいかな。ドラマ化されたもののノベライズ。2010/02/24
justdon'taskmewhatitwas
0
着想はいい。むしろ最終エピソードから始まる闇の物語が読みたかったけど、TVじゃ無理か。探偵事務所の受付はホーン・ユキ。2017/03/11