角川文庫<br> 料理番 旅立ちの季節―新・包丁人侍事件帖〈4〉

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角川文庫
料理番 旅立ちの季節―新・包丁人侍事件帖〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041051955
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ついに完結! 台所人、鮎川惣介が最大の難問に挑む!書き下ろし時代小説。

内容説明

江戸城の台所人・鮎川惣介は、11代将軍の徳川家斉からの召し出しに応じるため、とっておきの利休卵と黒豆茶を膳に載せ、御小座敷へと向かった。だが、上御鈴廊下に差し掛かったところで悪臭を放つ奇妙な女を目撃してしまう。この世の者とは思えない姿をした女は幽霊なのか。震えながら家斉の許へ辿り着いた惣介に、将軍からさらなる食材に関わる難問が課せられる。2種類の昆布に秘められた難題とは?シリーズ、堂々の完結。

著者等紹介

小早川涼[コバヤカワリョウ]
三重県伊勢市生まれ。愛知教育大学教育学部教職科心理学教室卒業。高校時代より古典と日本史が好きで、特に江戸に興味を持つ。日本推理作家協会会員。三重県文化賞文化新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小梅さん。

7
帯であおるから、昆布ではもっととんでもないことになるのかと思って心配したー。 惣介も、周囲も、あいかわらずで安心する。 鈴菜の件はどうなるかとどきどき。 ああなって本当によかった。 惣介や隼人の誠実さが物事をいい方向に進めているのだろうな。 ずっとあのままでいてほしい。 最後なのは寂しいけど、いい旅立ち。 みんな、ずっと元気でいてね。2020/02/18

ゆっくりさん

5
今月で2つ目のシリーズ本が終了してちょっとおセンチ気味です。久しぶりの惣介さんはやっぱり癒されます。言葉に発せず心の中の突っ込みも衰えを知らず笑みがこぼれます。なんであんなに面白いんだろう、あの突っ込みとぼやきが聞けなくなるとは寂しいなあ。料理は利休卵と黒豆茶、利尻昆布のだし汁、鶏肉のプディング、まぐろと葱のねぎま鍋、さらふわのお粥と、それぞれに思いがこもっています。大奥での事件、幕府がらみの大きい事件が起こり、身近の事件へ流れ最終話を迎えます。あとがきにスピンオフのような話があったので期待しちゃいます。2020/02/17

りょう

5
シリーズ最終巻です。相変わらずな人、成長してる娘、息子、楽しく読みました。2020/02/07

suzu

4
よかった。この主人公だからこそ、まわりの何とも言えぬ眼差し。最高。相手の立場を常に思ってくみ取ってやれるこの人物なればこそ。でも、現実の自分はなかなか。困ってる人のことを思い一緒の気持ちでおっても、そのことは伝わらず、その後は知らんぷり。わかっていてもやっぱり心配でおられなくなる自分。2024/05/12

とことこ

4
少しずつ読み進めていたシリーズが完結してしまった。 さびしい。 でも、ほっこりと幸せな気持ちにもなった。 美味しいものが食べたいな。2020/04/21

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